プロフィール

山歩屋

Author:山歩屋
天気の良い山が好きです。
天気が悪い日の山は楽しくありません。
一人山へ行きたくなったときは、天気予報を見ます。
そして 行ったり、行かなかったり…

間ノ岳の頂上で、寒さに耐えながら御来光を待ちました。
待ち焦がれた瞬間です。
朝日が山を染め始めました。
流れる雲には私の影が映っています。
暖かそうな虹の輪が、私の影を包んでいました。

間ノ岳にて

[記事年代順]
17年7月 野反湖
17年5月 釈迦ヶ岳
17年3月 宝登山
17年2月 ハクバスキー
17年1月 蔵王スキー
16年12月 高宕山
16年11月 日向山
16年9月 飯盛山
16年7月 野反湖
16年7月 霧降隠れ三滝
16年6月 黒檜山
16年5月 足利フラワーパーク
16年4月 子持山
16年2月 苗場スキー
16年2月 志賀高原
16年1月 本社ヶ丸
15年11月 大平・晃石山
15年9月 日光白根山
15年8月 蝶々誕生
15年6月 あじさい屋敷
15年6月 柴又サイクリング
15年6月 丸山(秩父)
15年4月 三ツ岩岳
15年4月高尾山花見
15年4月桜の季節
15年3月八方尾根スキー
15年2月赤倉蟹&スキー
15年2月志賀スキー
14年12月愛宕山
14年11月鍋足山
14年10月高ボッチ高原
14年10月房総の村
14年9月那須高原キャンプ
14年8月習志野花火大会
14年6月勝浦(千葉県)
14年6月 水郷ポタリング
14年5月 鳴虫山
14年5月 天城森林浴
14年4月 桃源郷
14年4月 花見川
14年3月 三毳山
14年3月 青葉の森
14年3月 志賀高原
14年2月 乗鞍高原温泉
14年2月 戸隠スキー
14年2月 袋田の滝
14年2月 苗場スキー
14年1月 美ヶ原Ⅱ
14年1月 美ヶ原Ⅰ
14年1月 竪破山
13年12月 高尾山
13年11月 大山(おおやま)
13年11月 生瀬富士と袋田滝
13年11月 青笹山
13年10月 八海山
13年10月 本栖湖キャンプ
13年9月 高川山
13年9月 西沢渓谷
13年9月 尾白川渓谷
13年8月 横尾山
13年8月 戸田花火&BBQ
13年7月 高尾山ビアマウント
13年7月 麻綿原高原
13年7月 鋸山散策
13年6月 伊豆の中心部へ
13年6月 伊豆への道中
13年5月 倉岳山・高畑山
13年5月 湯島キャンプ
13年5月 四ツ又山~鹿岳
13年5月 富士山観賞
13年4月 日光から足尾 Ⅱ
13年4月 日光から足尾 Ⅰ
13年4月 印旛沼ポタリング
13年3月 三ツ峠山
13年3月 志賀スキー
13年3月 白馬スキー
13年2月 高峰温泉雪遊びⅡ
13年2月 高峰温泉雪遊びⅠ
13年2月 野沢温泉スキー場
13年2月 宮城蔵王スキー場
13年1月 高湯温泉
13年1月 蔵王温泉スキー場
13年1月 猫魔で初滑り
12年11月 渡良瀬渓谷
12年11月 渡良瀬遊水地
12年10月 平泉
12年10月 安達太良山Ⅱ
12年10月 安達太良山Ⅰ
12年9月 乙女森キャンプ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅱ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅰ
12年8月 千葉の花火大会
12年7月 裏磐梯キャンプ
12年6月 甘利山
12年6月 赤城山
12年6月 水元公園
12年5月 渡良瀬遊水地
12年5月 金環日食
12年5月 上州三峰山
12年4月 一切経山
12年4月 近隣の桜
12年4月 吉野梅郷
12年3月 榛名外輪山
12年3月 海に続く電柱
12年3月 ハクバ
12年3月 志賀高原 Ⅱ
12年3月 志賀高原 Ⅰ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅲ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅱ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅰ
12年2月 戸隠 Ⅲ
12年2月 戸隠 Ⅱ
12年2月 戸隠 Ⅰ
12年2月 嬬恋スキー
12年1月 大山スキー
12年1月 ドイツ村Ⅱ
12年1月 ドイツ村Ⅰ
11年12月 大和葛城山
11年12月 ビール工場ツァー
11年12月 野協忘年山行
11年11月 談山神社の紅葉
11年11月 明日香の紅葉
11年11月 古城の紅葉
11年11月 堺の紅葉
11年11月 化野 念仏寺
11年11月 栂尾 高山寺
11年11月 大原 三千院
11年11月 大原 寂光院
11年11月 岳人の森Ⅱ
11年11月 岳人の森Ⅰ
11年11月 宍粟の秋
11年10月 霊山
11年10月 串柿の里
11年10月 白髪岳
11年9月 祇園北側
11年9月 物部川の滝
11年9月 四国カルストの夜明け
11年9月 四国カルストの黄昏
11年9月 八釜甌穴・姫鶴平
11年9月 中津渓谷
11年9月 仁淀川安居渓谷
11年9月 だんじり&ふとん
11年8月 東はりまキャンプ
11年8月 北山川 Ⅲ
11年8月 北山川 Ⅱ
11年8月 北山川 Ⅰ
11年8月 山陰浦富海岸
11年8月 北山川ダッキー
11年8月 古座川カヌー
11年7月 夏 徒然Ⅱ
11年7月 夏 徒然Ⅰ
11年7月 笠置山本番
11年7月 白浜ダイビング
11年6月 笠置山
11年6月 白鷺池公園花菖蒲
11年6月 山田池公園の花
11年5月 浜寺公園
11年5月 葛城山Ⅱ
11年5月 葛城山
11年5月 青山高原
11年4月 筱見キャンプⅡ
11年4月 筱見キャンプ
11年4月 吉野観桜Ⅱ
11年4月 吉野観桜Ⅰ
11年4月 須磨アルプス
11年4月 北山花見
11年3月 大阪城・鶴見緑地
11年3月 荒山公園梅林
11年3月 野沢温泉スキー
11年3月 リベンジ釈迦ヶ岳
11年2月 中山 健ハイ
11年2月 山陰から大山へ
11年2月 シャルマン火打スキー
11年1月 釈迦岳転進観音峰
11年1月 蟹&スキーIN兵庫
11年1月 裏六甲氷瀑巡り
11年1月 志賀高原スキーⅡ
11年1月 志賀高原スキー
10年12月 摩耶山ハイク
10年11月 東福寺へ
10年11月 詩仙堂へ
10年11月 実相院・曼殊院
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 箕面滝
10年11月 川湯キャンプ
10年11月 しまなみ海道 Ⅱ
10年11月 しまなみ海道へ
10年11月 高御位山
10年10月 首里城へ
10年10月 慶良間へ
10年10月 沖縄へ
10年10月 竜王山
10年10月 有馬四十八滝
10年9月 古座川キャンプⅡ
10年9月 古座川キャンプⅠ
10年9月 モンゴル料理
10年9月 猛虎会
10年9月 沖縄料理
10年9月 吉野川ラフティング
10年8月 ホルモン焼
10年8月 原不動滝キャンプ
10年8月 白浜海水浴
10年8月 鏡平へ
10年8月 三俣蓮華・双六岳
10年8月 三俣山荘への道
10年8月 黒部五郎岳へ
10年8月 太郎兵衛平へ
10年8月 木曽駒ヶ岳Ⅱ
10年7月 木曽駒ヶ岳Ⅰ
10年7月 暑気払い
10年7月 紀伊大島ダイビング
10年7月姫路セントラルパーク
10年7月白浜ダイビング
10年7月食いしん坊台湾編
10年7月吉野川キャニオニング
10年7月小歩危ラフティング
10年7月 虚空蔵山
10年7月 野宴 納涼会
10年6月 神戸森林植物園
10年6月 布引ハイク
10年6月 蛍川キャンプ
10年6月 食いしん坊韓国編
10年6月 地蔵川の梅花藻
10年6月 緑化センターの花
大峰大日岳のアケボボツツジ
10年5月 大峰大日岳の花Ⅱ
10年5月 大峰大日岳の花
10年5月 芦屋川地獄谷
10年5月 立山夏スキーⅣ
10年5月 立山夏スキーⅢ
10年5月 立山夏スキーⅡ
10年5月 立山夏スキーⅠ
10年5月 大阪 渡船場巡り
10年5月 御嶽山スキー
10年4月 馬籠宿・妻籠宿
10年4月 明治村散策
10年4月 伏見名水巡り
10年4月 金剛山
10年4月 雲山峰
10年4月 甲山ツツジ゙と桜
10年4月 千苅ダム・大岩岳
10年4月 大阪城公園花見
10年3月 再カラアゲマウンテン
10年3月 堺ポタリング
10年3月 赤倉合流スキーⅡ
10年3月 赤倉合流スキー
10年3月 野沢温泉スキー
10年3月 志賀スキー
10年2月 六甲荒地山
10年2月 南部梅林
10年2月シャルマン火打スキーⅡ
10年2月シャルマン火打スキーⅠ
10年2月ハチ北スキー&かに
10年1月 マキノ高原ハイク
10年1月 蓬莱山ハイク
10年1月 平日スキー東鉢
10年1月 前山から明神平
10年1月 白いフアンタジィ
10年1月 雪中ハイク前山ヘ
10年1月 樹氷ハイク明神平ヘ
10年1月 続ハクバの遊び
10年1月 ハクバで雪遊び
10年1月 東京ドームシティ イルミ
09年12月 初滑り 勝山
09年12月 カラアゲマウンテン
09年12月 ODK二つの行事
09年12月 六甲と道草
09年12月 六甲忘年山行
09年12月 局ヶ岳
09年11月 長老ヶ岳
09年11月 晩秋紅葉 勧修寺
09年11月 晩秋紅葉 永観堂
09年11月 晩秋紅葉 天満宮
09年11月 晩秋紅葉 嵯峨野
09年11月 晩秋紅葉 嵐山
09年11月 ミステリーキャンプ
09年11月 笹ヶ峰へ
09年11月 笹ヶ峰への道
09年11月 グアムでダイビング
09年11月 グアムで講習
09年11月 あけぼの平への道
09年10月 モダン焼と紅葉
09年10月 余呉キャンプ
09年10月 ゴロゴロ岳
09年10月 下ノ廊下
09年10月 浄土山から黒部湖
09年10月 室堂へ
09年10月 伊吹山頂上へ
09年10月 伊吹山へ
09年09月 赤石岳へ
09年09月 悪沢岳へ
09年09月 千枚小屋へ
09年09月 鷲峰山
09年09月 観音峰・稲村ヶ岳
09年09月 古光山・赤目渓谷
09年08月 大江山キャンプ
09年08月 堺の夜景
09年08月 堺の日没
09年08月 蓮華岳を過ぎて
09年08月 蓮華岳へ
09年08月 針ノ木岳の朝
09年08月 針ノ木峠へ
09年08月 池木屋山
09年08月 堺の思いでⅤ街
09年08月 堺の思いでⅣ春
09年08月 堺の思いでⅢ冬
09年08月 堺の思いでⅡ秋
09年08月 堺の思いでⅠ夏
09年07月 尼崎レクカーニバル
09年07月 四万十川
09年07月 芦屋の海で
09年07月 公園の花
09年07月 蓮と自戒
09年07月 健ハイ中山
09年07月 蝶の温室
09年06月 宇治と納涼会
09年06月 三室戸寺
09年06月 六甲ヤマアジサイ
09年06月 赤いシチダンカ
09年06月 六甲水面の花
09年06月 布引の百選紀行
09年06月 白鷺公園花菖蒲
09年06月 賤ヶ岳ハイク
09年06月 ほたる川BBQ
09年06月 反省の孔雀岳
09年05月 阿蘇からの帰り
09年05月 荒涼たる山の彼方
09年05月 阿蘇のスケール
09年05月 由布岳の花園
09年05月 荒野の花園
09年05月 御在所岳の花
09年05月 高野山の彩り
09年05月 赤石山系
09年05月 天狗塚
09年04月 春の聖パートⅠ
09年05月 春の聖パートⅡ
09年04月 吉野の桜
09年04月 広田神社ツツジ
09年04月 北山貯水池花見
09年04月 大和路 宇陀
09年03月 栂池スキー
09年03月 霊仙山
09年03月 三峰・学能堂山
09年03月 薊岳・明神平
09年02月 府庁山
09年02月 妙高市民スキー
09年02月 ハチ・ハチ北スキー
09年01月 奥美濃スキー
09年01月 八犬伝の富山
08年11月 摩耶山の紅葉
08年11月 新雪の大普賢岳
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅰ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅱ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅲ
08年10月 本白根・横手
08年10月 仙人温泉へ Ⅰ
08年10月 仙人温泉へ Ⅱ
08年10月 仙人温泉へ Ⅲ
08年10月 仙人温泉へ Ⅳ
08年10月 八淵滝・武奈ヶ岳
08年9月 平城宮と奈良
08年9月 六甲ロックガーデン
08年8月 水晶への山旅Ⅰ
08年8月 水晶への山旅Ⅱ
08年8月 水晶への山旅Ⅲ
08年8月 水晶への山旅Ⅳ
08年8月 御嶽山
08年7月  釈迦ヶ岳
08年7月 堺~鶴見緑地
08年7月 雄岡山・雌岡山
08年6月 立山サマースキー
08年5月 岩湧山
08年4月 春の黒部五郎岳
08年4月 竜門山
08年4月 山上ヶ岳
08年3月 愛宕山(京都)
08年3月 野協春スキー
08年3月 志賀スキー
08年2月 ハクバスキー
08年01月 岩戸山・十国峠 
07年11月 牛滝山紅葉狩り 
07年 11月10日 剣山 
07年11月 大崩山 
07年10月 越百山・南駒ケ岳・空木岳 
07年9月 御手洗渓谷 
07年8月 五色ヶ原・薬師岳 
07年7月 札幌出張の余得 
07年5月 犬鳴山~和泉葛城
07年4月 弥山谷・八経ヶ岳 
07年4月 三嶺と屯鶴峯 
07年1月 曾爾高原 
06年12月 金勝アルプス 
06年11月 韓国・高千穂峰 
06年10月 祖母山 
06年8月 日本最低峰二峰
06年7月 焼岳 
06年5月 春の双六岳
06年4月 九重連山 
06年1月 ハチ北スキー 
05年10月 岩殿山送別山行 
05年9月 平標山 
05年7月 常念岳・燕岳 
05年7月 姫神岩手早池峰 
05年6月 巻機山 
05年6月 雷鳥沢スキー 
05年5月 三斗小屋温泉へ 
05年5月 日留賀岳 
05年4月 春の乗鞍岳 
05年4月 鹿岳・四ツ又山 
04年11月 養老渓谷
04年10月 高原山
04年9月 四阿山・根子岳
04年4月 春の燕~木無里 
04年3月 鳴虫山 
04年3月 丹沢なごり雪 
04年1月 黒斑山
03年12月 日向山
03年9月 蔵王・月山
03年9月 編笠山
03年8月 男体山
03年6月 上州武尊山
03年6月 那須茶臼・南月山
03年5月 両神山
03年5月 春の唐松・雨飾
03年1月 高峰高原
02年12月 本社ヶ丸
02年11月 初冬の栗沢山 
02年10月 那須大白森山
02年10月 鳥海山・月山 
02年7月 五色ヶ原
02年5月 金峰山・瑞牆山 
02年5月 春の蝶ヶ岳 
02年4月 春の鳳凰三山 
01年10月 木曽駒・雨飾山 
00年4月 越百山~南駒ケ岳
99年10月 妙高山 
99年4月 春の穂高岳 
98年4月 春の内蔵助平 
95年10月 八ヶ岳

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山を歩けば
楽しいことが好きです。   「ワイワイ遊ぶこと」=「幸せ」が私の基本です。                  膝の手術をしてから山へ行くことが少なくなって・・・ でも名前は温存しています。             「習志野山歩会」「関東アウトドアクラブ」所属。興味ある方 左下のリンクからどうぞ。
韓国・高千穂峰(2006年11月3~5日)
韓国岳・高千穂峰(11月3日~5日)
10月30日えびの市の週間天気予報を見ると、三日とも晴れだ。
「えびの高原~韓国岳~新燃岳~高千穂峰」縦走のチャンス。
えびの高原に宿を探すが、すべて満室。
地図を見ると、大浪池と韓国岳の鞍部に韓国岳避難小屋がある。
インターネットで情報を探ってみると、「宿泊に適する。」という記事があった。
霧島神宮近辺に宿を探すがやっぱり一杯。
地図には高千穂山頂小屋が載っているが「休業中」となっている。
インターネットで検索してみると「季節によっては営業しているらしい。」との情報に出くわした。
そこに載っていた番号に電話をすると。
「080-1710-9293の林さんに聞いてみて下さい。」と教えてくれた。
早速電話する。
「いいですよー。ただし、寝袋・食事・水は持って来て下さいねー。
当日、近くに来たら電話を入れて下さいねー。」
語尾を伸ばす言い方で快い返事『やったぞ!これで行ける。』
半分観光旅行で考えていたが、登山の気分に切り替わった。
11月2日
大阪南港18時50分発のフェリーに乗る。今年三度目。慣れたもんだ。

11月3日(快晴)
別府発6時47分の「にちりん1号」で宮崎へ。
宮崎では、食料の買い込みと昼食(当然ラーメンを含む)。
宮崎発11時51分の「きりしま7号」で霧島神宮駅に降り立ったのは13時13分。
バスは14時11分なので、水の用意をするつもりでいた。
駅舎から出てみると、バスが止まっている。『????』
「これは、乗合いバスですよね?」
「そうですよ。」
乗り込むとすぐ発車した。
いわさきホテルには予定より1時間早く到着。
おかげで〔「えびの高原」→「韓国岳避難小屋」〕の予定を〔「大浪池」→「韓国岳避難小屋」〕に変更することができた。
ホテルでタクシーを呼んでもらう。「5分後に来ます。」と言うことなので、売店で水を購入。
ついでにトイレによると、重厚な木製ドアの上に、男性用は「きじうち」、女性用は「はなつみ」と表示されていた。高級ホテルにこの表現、ギャップがあって面白い?(女性は常に「花摘み」だよな、しかし、男性はしゃがむこともあれば、立っていることもあるんだけど!)
ロビーに座っていると「タクシーが参りました。」と呼びに来てくれた。
タクシーのドアの横で二人の男性が立っており、「ありがとうございました。」とお礼を言う。
タクシーが動き出す。
二人が深々と頭をさげて見送ってくれた。『水を買っただけなのに。』
「大浪池登山口まで御願いします。」
「お客さん、登山ですね。虫よけ持って来てますか。」
「えっ!臭いますか?」
「いや、これは失礼しました。」
鹿児島弁だからなんだかうまく通じていない。
「虫刺されの薬は持って来てるんですが、先ほどチューブのふたが開いてたもんですから、こぼれて、ポーチの中が薬臭くなってるんですよ。それが臭ったのかと思いましてね。」
「そういうことでしたか。霧島の山には、ダニが多くてですね、木に触ったときなんかに服に乗り移って来て、後になって噛むんですよ。……
大浪池は人が多いですよ。まぁ、この時間なら、皆降りて来ますがね。」
「実は、35年前に来たことがあるんですが、そのときは小林からバスに乗ってえびの高原に入りました。今回もそうしたかったんですが、そのバスが廃止されてましてね…」
「そうですよ、最近はバスに乗る人が少なくなってしまって、11月8日からも、またダイヤ改定で本数を減らすんですよ。」
『それか。さっき乗ったバスが時刻表に載ってなかった理由は。』
降車のとき、「帰りに必要だったら使ってください。」と言って、携帯番号を書いた名刺をくれた。
道の両側に、列をなして駐車している登山口(1070m)をスタートしたのは14時20分だった。
石畳のりっぱな道を、老若男女がぞろぞろ下ってくる。
皆「今日は」と挨拶をしながら通り過ぎて行く。
石畳の道が普通の山道に変わる頃から、下山者がぐっと少なくなった。
14時55分大浪池に着く(1298m)。人はまばらになっていた。
紅葉に囲まれた青い湖面の向こうに、韓国岳がでんと座っている。(写真01)
01大浪池から韓国岳
「絵葉書にどうぞ。」と言っているような景色だ。
明日のメールのために携帯写真も一枚。
今夜泊まる韓国岳避難小屋まで、コースタイムで50分残すだけ、時間はたっぷりある。
風がほとんどない中、日向ぼっこ気分で、のんびり景色を楽しむことができた。
汗を吸ったシャツもいつしか乾いた。

避難小屋への道は最高地点(1411m)への登りで始まる。
大浪池周回路の東半分が小屋へのルートだ。
途中、大浪池のビューポイントが点在している。
どの角度になっても、深みのある空より青い水面を見せている。(写真02)
02大浪池周回道から韓国岳
最高地点を過ぎると、新燃岳や高千穂峰が見え始める。(写真03)
03大浪池周回道から新燃岳・中岳・高千穂峰
やがて、下り始めた道が平坦になると、避難小屋(1330m)に到着した。(写真04)
04今夜の宿には誰もいなかった
清掃が行き届いた板敷きで、小屋はまったく傷んでいない。
15人は楽に泊まれる広さを、今日は独占だ。
トイレのない(だから宿泊者がいないのか?)ことを除けば言うことなし。
西日がアルミサッシの窓に当たっているおかげで、中は暖かい。
まずマットを敷き、夕食の準備をはじめる。
と言っても、宮崎で弁当を買って来たから、湯を沸かすだけだ。
窓に日が射している 明るい内に夕食を終えた。
明日のために、韓国岳へのルートを確認し、辺りを少し歩き回る。
鞍部とはいえ、結構広い平地になっている。
十三夜(くらい)の月が明るさを増すと、寒さが忍び寄って来た。
暖かい小屋に戻り、シラフに足を突っ込む。
壁に背をもたせ、焼酎片手に、一人の時のために持ってきた本を読み始めた。
やがて、気持良い眠気がやって来る。
ヘッドランプを外し、ろうそくの火を吹き消してシラフにもぐり込んだ。

11月4日(晴)
二度目に眼を覚ましたとき、時計を見ると4時40分だ。
外に出て見ると、月は既に沈んで星空になっていた。
笹をかき分けると、パタパタと何かが動く。
『こうもりか?』ヘッドランプで照らしてみると、5センチに満たない小さな鳥が、笹の茎に止まっている。
眼が眩んだらしく、手で捕まえることができた。
数秒の後、手から飛び立って行った。
朝食を済ませ、荷造りをして、韓国岳(1700m)を目指したのは6時半を少しまわっていた。
登山道はどこまでも整備されており、朝露に触れることもない。
少し登ったところでカッパを脱いだ。
今日は、最後に高千穂峰への登り(標高差600m)が控えている。
パワー温存の意味でゆっくり足を繰り出す。
登るに連れて、背後の視界が拓けていく。(写真05)
05新燃岳・高千穂峰が見えた
7時半、頂上に着いた。

35年前、SL狂人の大川と二人で九州旅行をした。
小林駅で大川の乗る列車に合流する約束をして、彼は肥薩線・吉都線のSL撮影へ、私は韓国岳へとそれぞれの趣味に向かった。
韓国岳に登ると大浪池が見える。という程度の予備知識。
登って見ると、眼前に繰り広げられた新燃岳から高千穂峰への神秘的な景観。
バス発車時刻まで、数時間の余裕がある。
左手前方に大幡池が青く丸く見えていた。
『せめて、あそこまでピストンしよう。』空身で韓国岳を駆けるように下り、また、韓国岳を駆けるように登った。
『今度来たときは高千穂峰まで歩こう。』
との思いを胸に、えびの高原へ下ったことを想い出す。

1971年11月に眺めたあの厳かな景観があった。
ただ、今回の高千穂峰は雲海に浮かんでいる。(写真06)
06韓国岳頂上直下から獅子戸岳・新燃岳・中岳・高千穂峰
『ニニギノミコトが地上の国を治めるため、天界より高千穂峰に降り立った。』
天孫降臨の神話が本当にあったかのように思わせる雰囲気が漂う。(写真07)
07韓国岳頂上より獅子戸岳・新燃岳・中岳・高千穂峰
うらやましがらせメールを打つために、携帯写真を撮った。
頂上の北側は火口。北西方向、火口壁の向こうに白紫池と御池が並んで見えている。(写真08)
08韓国岳から白鳥池・六観音御池
眼下には大浪池が大きく見えている。(写真09)
09韓国岳から大浪池
大浪池の水面が二つに割れ、ヘリコプターが地下の秘密基地に下りて行く。
『あれは、007ジェームスボンドシリーズの何だったかな?』
8時になったので、高千穂峰頂上小屋の林さんに電話をし、16時前には行く旨伝える。
これで、電池が切れても問題が起こらなくなった。
昨日と今日の写真2枚を貼付して、家族と野協のメンバーにうらやましがらせメールを飛ばす。
『やっぱり。』携帯の充電メモリが一つ減った。
遠方に目をやると、雲海にかろうじて頂上をのぞかせている櫻島から噴煙があがった。(写真10)
10韓国岳から桜島から立ち昇った噴煙
8時半、韓国岳・高千穂峰の縦走開始。
下り始めると、雲海に変化が始まっていた。
高千穂峰北側の雲海は消滅。南側からは雲が湧き上がり、北側に押出してきている。
『これから天気は下り坂か?』ちょっと不安がよぎる。
下り始めると、道は深くえぐれて細くなり、両側からミヤマキリシマの小枝がザックに絡む。
時には、雨に浸食されて涸れた沢に変身した旧道に、木製の階段が根こそぎ横たわっていたりする。
35年前、駆け下った筈の斜面は変貌していた。
琵琶池の見えるあたりからまばらな潅木の中に入りほっとする。(鞍部:1320m)
獅子戸岳への登りになると、またもやミヤマキリシマに置き換わった。
振返ると、韓国岳がお椀を伏せたように丸みを帯びて穏かだった。(写真11)
11獅子戸岳途中から韓国岳を振返る
ミヤマキリシマに悩まされつつ獅子戸岳(1428m)頂上に到着。
休憩にザックをおろしてみると、ザックのサイドに付けていた銀色のマットは傷だらけになっていた。
獅子戸岳から新燃岳への鞍部(1312m)にかけては、斜度はきついがミヤマキリシマがなく歩きやすい。
新燃岳の登りに入って山容は一変した。
低いススキに覆われた緩やかな斜面だ。
ちょいと後を振返る(写真12)
12新燃岳途中から獅子戸岳・韓国岳を振返る
あっと言う間に火口壁の上に(1395m)に出る。
そこからは、まん丸なお鉢の東側を三分の一周巡ると新燃岳の頂上(1421m)だ。
右方は緑色の火口湖と黒い火口壁。(写真13)
13新燃岳火口湖
左前方は穏かなススキのスロープの果てに急峻な高千穂峰。
ハミングしたくなる道が続く。
10時30分新燃岳最高点、ピークと言えない頂上には腰掛るのに手頃な岩が散在していた。
北方は、眼下に火口湖、火口壁の上に韓国岳。(写真14)
14新燃岳火口湖の向こうに韓国岳
南方は、白く霞む高千穂峰(写真15)
15新燃岳から中岳と霞む高千穂峰
その右手、隙間なく繁茂した、背丈の低いススキの原が緩やかに下って行く、そして、緩やかに上がる。そこは、柔和に波打つ中岳山頂だ。(写真16)
16新燃岳から中岳全貌
視界の中は、ススキのじゅうたんが覆い尽くしている。
なんという伸びやかな眺め、迷うことなく大休憩に決めた。
そよ吹く南風と太陽を汗ばんだ背に受けつつ、お鉢・韓国岳に対峙して岩に腰を下ろす。(写真17)
17新燃岳火口壁と獅子戸岳・韓国岳
開放感に浸りながらのおやつ。その甘さのうまいこと。
瞬く間に30分が過ぎて行った。
昼食を中岳でとることにして、早くも乾いた背中にザックを担ぐ。
景観保護のためか、下山地点から立派な木道風の板張りの階段が続いている。
コトコトと板を鳴らして100m下ると鞍部に至り、20m登ると草原のような中岳山上の一端に出てしまう(最高地点:1350m)。
膝ほどもない背丈の低いススキが広々と波打っていた。
高千穂峰にかかる雲も少なくなってきている。(写真18)
18中岳途中から雲が切れてきた高千穂峰
火口の見える草原に腰をおろし、ピクニック気分で昼食だ。
後には新燃岳、その上に韓国岳がちょっぴり頭を出している。(写真19)
19中岳から新燃岳の上に韓国岳頂上がのぞく
すべて曲線の世界だ。
火口といっても風化が進み、草原の窪地のようなものだ。(写真20)
20中岳の風化した火口の向こうに高千穂峰
12時過ぎ下りに入る。
始めはぐんぐん高度を下げ、やがて高原状に変わる。
周囲には潅木が増え、ススキの背丈も高くなる。
高千穂峰も横からみるようになり、容姿は変わるし、大きくなってきた。(写真21)
21中岳下山途中から大きく見えてきた高千穂峰
唐突な感じで分岐点にでる。
「もみじコース」「つつじコース」がある、自然探勝路に入ると同時に散策する人が多くなった。
だらだら下りがしばらく続いた後、高千穂河原(970m)に到着。
高千穂噴火で焼失した霧島神宮址のある観光地だ。
水を補給した後、高千穂峰(1574m)への登りに備えてしばらく休憩する。
鳥居の向こうには、高千穂御鉢の稜線が吊り尾根のように見えている。(写真22)
22高千穂河原から高千穂峰お鉢の稜線
鳥居をくぐり、宮址までぶらぶら歩いた。(写真23)
23霧島神宮址から高千穂峰お鉢の稜線
13時半、本日最後の登りを開始。
石畳の階段に始まり、やがて樹林のなかの山道に変わる。
樹林の切れたところから、御鉢本体の急登が始まった。
溶岩が風化して小さく砕け、ザクザクして歩きにくい。
砕ける前の岩や大きい石を選んで足を運ぶ。
滴る汗を拭き拭き1時間ガンバルと御鉢の縁に出た。
御鉢をのぞくと、底に石を並べて字が書いてある。(写真24)
24高千穂峰お鉢の火口に石を並べた文字が
火口壁からは所々噴気が立ち昇っているではないか。
『遊び心に命を賭けたか!』
背後には、中岳・新燃岳・韓国岳と越えてきた山が並んでいる。(写真25)
25高千穂峰お鉢から来し方中岳・新燃岳・韓国岳を眺める
晴れてきたようだが、やや白ずんで見えた。
御鉢を半周した後、少し下って、高千穂本峰への登りが始まる。
残すは166mの登りであるが、少し登ると、砕けた溶岩はさらに細かく、さらに多くなった。
出した足はズズッともどる、込めた力は逃げていく。
設置された丸木の段々は、長いボルトを見せて転がっている。
『疲れたー!』気力が失せかけたころ頂上に着いた。
頂上からの眺めをちょっとだけ観賞して、小屋に向かう。
「今日は、今朝、韓国岳から電話した者ですが。」
「ようこそ。」
私より大分年配の林さんと犬が出てきた。
今日の宿泊者は私一人だと言う。
ザックを置いて外に出る。
石に腰掛、ぼんやり今日のコースを眺めていると、林さんが犬を連れてやってきた。
御鉢の見えるところへ移動する。
「まだ登って来るのが4人いるねー。登ってくる人間がいる限り旗は降ろせないのよ。」
「へー、あの旗は登山者への応援旗ですか?」
「山小屋が営業している証でもあるよ。」
突然、林さんの携帯がなった。
相手も地元の人らしく、何を話しているのかさっぱりわからない。
「今、池田さんが御鉢に着いたとこで電話してきた。今夜泊まると言ってた。」
「何人ですか?」
「聞かなかった。」
「今登って来ている4人も『泊めてくれ』と言ったら、人数増えますよ。」
林さんと共に御鉢に眼をやる。
西に傾いた太陽で人影がよくわからなくなっていた。
そうしている内に、4人が到着。
泊まらずに下ると言った。
高千穂峰の影が鋭角三角形をして東に伸びていく。
「あの影の先は、シーガイヤまで届くんだよ。」と教えてくれた。
4時半、池田さんが到着、2人連れだった。
林さんは旗を降ろし始める。(写真26)
26天孫降臨の地、高千穂峰頂上の逆鉾と国旗
沈む夕日を眺めたあと、全員小屋に入った。
林さんが、「山伏が持ってきたものだ。」といって、酒の一合パックを各人に、するめを2枚出して来た。
おはらいを受けた御利益のあるものだそうだ。
ランプの灯りの下、ストーブを囲み、するめをあぶりながら酒盛りがスタートした。
池田さんは都城(宮崎県だが薩摩言葉の地域)の人で、先々代からの常連らしく、話が弾む。
しかし、薩摩言葉はほとんどわからなかった。

11月5日(快晴)
5時、熟睡の後の心地よい目覚めだった。
カメラを持って外へ出た。
林さんもやってきて、「こんな天気は滅多にない。ここは名前のとおり霧のかかることが多い。ついてるね。」と言う。
6時半を回ったところで御来光が始まった。(写真27)
27高千穂峰から御来光
太陽が顔を出し切った後、北側に移る。
影高千穂峰から始まって、中岳・新燃岳・韓国岳・甑(こしき)岳・夷守(ひなもり)岳と霧島連山が朝日に映えていた。(写真28)
28高千穂峰から朝日を浴びて左から影高千穂峰・中岳・新燃岳・韓国岳・甑岳・夷守岳
荷造りをして、7時20分3人に別れを告げた。
下りは御鉢を見て始まる。(写真29)
29高千穂峰下り途中からお鉢と烏帽子岳
くだけた溶岩の小石はクッションになるが、靴に小石が入ってくる。
スパッツを着けるべきだった。
御鉢に着いたところで、コースと逆行し、左へ少し回って見る。
御鉢・中岳・新燃岳・韓国岳が重なるように見えた。(写真30)
30お鉢の火口壁の向こうに中岳・新燃岳・韓国岳が重なる
御鉢を過ぎるともう見るべきものはない。
ひたすら下る。
8時半、高千穂河原に到着した。
大浪池登山口でもらった名刺が役に立った。
電話をすると。
「あの時のお客さんですか、ありがとうございます。30分で行きますから。」
『えっ!30分。』と思ったが、9時32分の霧島神宮発の「きりしま4号」に間に合えば問題ない。
8時55分タクシーはやって来た。
「お客さんは、どちらから来られたんですか?」
「大阪の堺です。」
「フェリーですか?」
「そう、今日も別府から大阪へフェリーです。」
「えっ!宮崎じゃないんですか?」
「えっ!宮崎からフェリーがあるんですか?」
「ええ、宮崎カーフェリーが大阪南港へ出てますよ。」
勉強不足だった。
9時20分霧島神宮駅に着いた。
列車は駅を出ると山間を行く。
20分余り走ると山間を抜け、都城盆地に入る。
左の車窓から高千穂峰が見えた。
地表に澱む不透明な空気の上に、高千穂峰上部が浮かぶ。
その黒褐色の姿は、両翼を広げ、天空に飛翔する鷹のようだ。
家並みの上に、田園の上に、林や川の上に、どこまでも見え続けていた。

(追伸)
宮崎で「にちりん12号」に乗り継ぎ、別府には14時19分到着した。
豊後竹田で味をしめた「楽チャリ」に乗って、思い出の地獄巡りをする予定だ。
窓口へ行って楽チャリをたのむ。
「今日は、すべて出払って、自転車は1台もありません。」
つれない返事が返ってきた。
バスで地獄巡り地域に向かう。
地獄ひとつひとつの入場料は「400円」一番印象に残っている海地獄だけゆっくり見ることにした。
35年前、家内と結婚する一年前、博多にいた長兄に車を借りて、阿蘇・別府と巡ったとき、
海地獄の前で(写真31)写真を撮った。
31別府「海地獄」
別府へ戻り、軽い夕食(とんこつラーメン)をとった。
別府港で乗船手続きをしていると、横から名前を呼ぶ人がいる。
なんと、森下さん、枯木さん、藤山君三人がにやにやしながら立っていた。
仕入れを済ませ、早々に乗船して窓際のテーブルを確保。
出港一時間前から盛り上がったのである。









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