プロフィール

山歩屋

Author:山歩屋
天気の良い山が好きです。
天気が悪い日の山は楽しくありません。
一人山へ行きたくなったときは、天気予報を見ます。
そして 行ったり、行かなかったり…

間ノ岳の頂上で、寒さに耐えながら御来光を待ちました。
待ち焦がれた瞬間です。
朝日が山を染め始めました。
流れる雲には私の影が映っています。
暖かそうな虹の輪が、私の影を包んでいました。

間ノ岳にて

[記事年代順]
17年7月 野反湖
17年5月 釈迦ヶ岳
17年3月 宝登山
17年2月 ハクバスキー
17年1月 蔵王スキー
16年12月 高宕山
16年11月 日向山
16年9月 飯盛山
16年7月 野反湖
16年7月 霧降隠れ三滝
16年6月 黒檜山
16年5月 足利フラワーパーク
16年4月 子持山
16年2月 苗場スキー
16年2月 志賀高原
16年1月 本社ヶ丸
15年11月 大平・晃石山
15年9月 日光白根山
15年8月 蝶々誕生
15年6月 あじさい屋敷
15年6月 柴又サイクリング
15年6月 丸山(秩父)
15年4月 三ツ岩岳
15年4月高尾山花見
15年4月桜の季節
15年3月八方尾根スキー
15年2月赤倉蟹&スキー
15年2月志賀スキー
14年12月愛宕山
14年11月鍋足山
14年10月高ボッチ高原
14年10月房総の村
14年9月那須高原キャンプ
14年8月習志野花火大会
14年6月勝浦(千葉県)
14年6月 水郷ポタリング
14年5月 鳴虫山
14年5月 天城森林浴
14年4月 桃源郷
14年4月 花見川
14年3月 三毳山
14年3月 青葉の森
14年3月 志賀高原
14年2月 乗鞍高原温泉
14年2月 戸隠スキー
14年2月 袋田の滝
14年2月 苗場スキー
14年1月 美ヶ原Ⅱ
14年1月 美ヶ原Ⅰ
14年1月 竪破山
13年12月 高尾山
13年11月 大山(おおやま)
13年11月 生瀬富士と袋田滝
13年11月 青笹山
13年10月 八海山
13年10月 本栖湖キャンプ
13年9月 高川山
13年9月 西沢渓谷
13年9月 尾白川渓谷
13年8月 横尾山
13年8月 戸田花火&BBQ
13年7月 高尾山ビアマウント
13年7月 麻綿原高原
13年7月 鋸山散策
13年6月 伊豆の中心部へ
13年6月 伊豆への道中
13年5月 倉岳山・高畑山
13年5月 湯島キャンプ
13年5月 四ツ又山~鹿岳
13年5月 富士山観賞
13年4月 日光から足尾 Ⅱ
13年4月 日光から足尾 Ⅰ
13年4月 印旛沼ポタリング
13年3月 三ツ峠山
13年3月 志賀スキー
13年3月 白馬スキー
13年2月 高峰温泉雪遊びⅡ
13年2月 高峰温泉雪遊びⅠ
13年2月 野沢温泉スキー場
13年2月 宮城蔵王スキー場
13年1月 高湯温泉
13年1月 蔵王温泉スキー場
13年1月 猫魔で初滑り
12年11月 渡良瀬渓谷
12年11月 渡良瀬遊水地
12年10月 平泉
12年10月 安達太良山Ⅱ
12年10月 安達太良山Ⅰ
12年9月 乙女森キャンプ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅱ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅰ
12年8月 千葉の花火大会
12年7月 裏磐梯キャンプ
12年6月 甘利山
12年6月 赤城山
12年6月 水元公園
12年5月 渡良瀬遊水地
12年5月 金環日食
12年5月 上州三峰山
12年4月 一切経山
12年4月 近隣の桜
12年4月 吉野梅郷
12年3月 榛名外輪山
12年3月 海に続く電柱
12年3月 ハクバ
12年3月 志賀高原 Ⅱ
12年3月 志賀高原 Ⅰ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅲ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅱ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅰ
12年2月 戸隠 Ⅲ
12年2月 戸隠 Ⅱ
12年2月 戸隠 Ⅰ
12年2月 嬬恋スキー
12年1月 大山スキー
12年1月 ドイツ村Ⅱ
12年1月 ドイツ村Ⅰ
11年12月 大和葛城山
11年12月 ビール工場ツァー
11年12月 野協忘年山行
11年11月 談山神社の紅葉
11年11月 明日香の紅葉
11年11月 古城の紅葉
11年11月 堺の紅葉
11年11月 化野 念仏寺
11年11月 栂尾 高山寺
11年11月 大原 三千院
11年11月 大原 寂光院
11年11月 岳人の森Ⅱ
11年11月 岳人の森Ⅰ
11年11月 宍粟の秋
11年10月 霊山
11年10月 串柿の里
11年10月 白髪岳
11年9月 祇園北側
11年9月 物部川の滝
11年9月 四国カルストの夜明け
11年9月 四国カルストの黄昏
11年9月 八釜甌穴・姫鶴平
11年9月 中津渓谷
11年9月 仁淀川安居渓谷
11年9月 だんじり&ふとん
11年8月 東はりまキャンプ
11年8月 北山川 Ⅲ
11年8月 北山川 Ⅱ
11年8月 北山川 Ⅰ
11年8月 山陰浦富海岸
11年8月 北山川ダッキー
11年8月 古座川カヌー
11年7月 夏 徒然Ⅱ
11年7月 夏 徒然Ⅰ
11年7月 笠置山本番
11年7月 白浜ダイビング
11年6月 笠置山
11年6月 白鷺池公園花菖蒲
11年6月 山田池公園の花
11年5月 浜寺公園
11年5月 葛城山Ⅱ
11年5月 葛城山
11年5月 青山高原
11年4月 筱見キャンプⅡ
11年4月 筱見キャンプ
11年4月 吉野観桜Ⅱ
11年4月 吉野観桜Ⅰ
11年4月 須磨アルプス
11年4月 北山花見
11年3月 大阪城・鶴見緑地
11年3月 荒山公園梅林
11年3月 野沢温泉スキー
11年3月 リベンジ釈迦ヶ岳
11年2月 中山 健ハイ
11年2月 山陰から大山へ
11年2月 シャルマン火打スキー
11年1月 釈迦岳転進観音峰
11年1月 蟹&スキーIN兵庫
11年1月 裏六甲氷瀑巡り
11年1月 志賀高原スキーⅡ
11年1月 志賀高原スキー
10年12月 摩耶山ハイク
10年11月 東福寺へ
10年11月 詩仙堂へ
10年11月 実相院・曼殊院
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 箕面滝
10年11月 川湯キャンプ
10年11月 しまなみ海道 Ⅱ
10年11月 しまなみ海道へ
10年11月 高御位山
10年10月 首里城へ
10年10月 慶良間へ
10年10月 沖縄へ
10年10月 竜王山
10年10月 有馬四十八滝
10年9月 古座川キャンプⅡ
10年9月 古座川キャンプⅠ
10年9月 モンゴル料理
10年9月 猛虎会
10年9月 沖縄料理
10年9月 吉野川ラフティング
10年8月 ホルモン焼
10年8月 原不動滝キャンプ
10年8月 白浜海水浴
10年8月 鏡平へ
10年8月 三俣蓮華・双六岳
10年8月 三俣山荘への道
10年8月 黒部五郎岳へ
10年8月 太郎兵衛平へ
10年8月 木曽駒ヶ岳Ⅱ
10年7月 木曽駒ヶ岳Ⅰ
10年7月 暑気払い
10年7月 紀伊大島ダイビング
10年7月姫路セントラルパーク
10年7月白浜ダイビング
10年7月食いしん坊台湾編
10年7月吉野川キャニオニング
10年7月小歩危ラフティング
10年7月 虚空蔵山
10年7月 野宴 納涼会
10年6月 神戸森林植物園
10年6月 布引ハイク
10年6月 蛍川キャンプ
10年6月 食いしん坊韓国編
10年6月 地蔵川の梅花藻
10年6月 緑化センターの花
大峰大日岳のアケボボツツジ
10年5月 大峰大日岳の花Ⅱ
10年5月 大峰大日岳の花
10年5月 芦屋川地獄谷
10年5月 立山夏スキーⅣ
10年5月 立山夏スキーⅢ
10年5月 立山夏スキーⅡ
10年5月 立山夏スキーⅠ
10年5月 大阪 渡船場巡り
10年5月 御嶽山スキー
10年4月 馬籠宿・妻籠宿
10年4月 明治村散策
10年4月 伏見名水巡り
10年4月 金剛山
10年4月 雲山峰
10年4月 甲山ツツジ゙と桜
10年4月 千苅ダム・大岩岳
10年4月 大阪城公園花見
10年3月 再カラアゲマウンテン
10年3月 堺ポタリング
10年3月 赤倉合流スキーⅡ
10年3月 赤倉合流スキー
10年3月 野沢温泉スキー
10年3月 志賀スキー
10年2月 六甲荒地山
10年2月 南部梅林
10年2月シャルマン火打スキーⅡ
10年2月シャルマン火打スキーⅠ
10年2月ハチ北スキー&かに
10年1月 マキノ高原ハイク
10年1月 蓬莱山ハイク
10年1月 平日スキー東鉢
10年1月 前山から明神平
10年1月 白いフアンタジィ
10年1月 雪中ハイク前山ヘ
10年1月 樹氷ハイク明神平ヘ
10年1月 続ハクバの遊び
10年1月 ハクバで雪遊び
10年1月 東京ドームシティ イルミ
09年12月 初滑り 勝山
09年12月 カラアゲマウンテン
09年12月 ODK二つの行事
09年12月 六甲と道草
09年12月 六甲忘年山行
09年12月 局ヶ岳
09年11月 長老ヶ岳
09年11月 晩秋紅葉 勧修寺
09年11月 晩秋紅葉 永観堂
09年11月 晩秋紅葉 天満宮
09年11月 晩秋紅葉 嵯峨野
09年11月 晩秋紅葉 嵐山
09年11月 ミステリーキャンプ
09年11月 笹ヶ峰へ
09年11月 笹ヶ峰への道
09年11月 グアムでダイビング
09年11月 グアムで講習
09年11月 あけぼの平への道
09年10月 モダン焼と紅葉
09年10月 余呉キャンプ
09年10月 ゴロゴロ岳
09年10月 下ノ廊下
09年10月 浄土山から黒部湖
09年10月 室堂へ
09年10月 伊吹山頂上へ
09年10月 伊吹山へ
09年09月 赤石岳へ
09年09月 悪沢岳へ
09年09月 千枚小屋へ
09年09月 鷲峰山
09年09月 観音峰・稲村ヶ岳
09年09月 古光山・赤目渓谷
09年08月 大江山キャンプ
09年08月 堺の夜景
09年08月 堺の日没
09年08月 蓮華岳を過ぎて
09年08月 蓮華岳へ
09年08月 針ノ木岳の朝
09年08月 針ノ木峠へ
09年08月 池木屋山
09年08月 堺の思いでⅤ街
09年08月 堺の思いでⅣ春
09年08月 堺の思いでⅢ冬
09年08月 堺の思いでⅡ秋
09年08月 堺の思いでⅠ夏
09年07月 尼崎レクカーニバル
09年07月 四万十川
09年07月 芦屋の海で
09年07月 公園の花
09年07月 蓮と自戒
09年07月 健ハイ中山
09年07月 蝶の温室
09年06月 宇治と納涼会
09年06月 三室戸寺
09年06月 六甲ヤマアジサイ
09年06月 赤いシチダンカ
09年06月 六甲水面の花
09年06月 布引の百選紀行
09年06月 白鷺公園花菖蒲
09年06月 賤ヶ岳ハイク
09年06月 ほたる川BBQ
09年06月 反省の孔雀岳
09年05月 阿蘇からの帰り
09年05月 荒涼たる山の彼方
09年05月 阿蘇のスケール
09年05月 由布岳の花園
09年05月 荒野の花園
09年05月 御在所岳の花
09年05月 高野山の彩り
09年05月 赤石山系
09年05月 天狗塚
09年04月 春の聖パートⅠ
09年05月 春の聖パートⅡ
09年04月 吉野の桜
09年04月 広田神社ツツジ
09年04月 北山貯水池花見
09年04月 大和路 宇陀
09年03月 栂池スキー
09年03月 霊仙山
09年03月 三峰・学能堂山
09年03月 薊岳・明神平
09年02月 府庁山
09年02月 妙高市民スキー
09年02月 ハチ・ハチ北スキー
09年01月 奥美濃スキー
09年01月 八犬伝の富山
08年11月 摩耶山の紅葉
08年11月 新雪の大普賢岳
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅰ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅱ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅲ
08年10月 本白根・横手
08年10月 仙人温泉へ Ⅰ
08年10月 仙人温泉へ Ⅱ
08年10月 仙人温泉へ Ⅲ
08年10月 仙人温泉へ Ⅳ
08年10月 八淵滝・武奈ヶ岳
08年9月 平城宮と奈良
08年9月 六甲ロックガーデン
08年8月 水晶への山旅Ⅰ
08年8月 水晶への山旅Ⅱ
08年8月 水晶への山旅Ⅲ
08年8月 水晶への山旅Ⅳ
08年8月 御嶽山
08年7月  釈迦ヶ岳
08年7月 堺~鶴見緑地
08年7月 雄岡山・雌岡山
08年6月 立山サマースキー
08年5月 岩湧山
08年4月 春の黒部五郎岳
08年4月 竜門山
08年4月 山上ヶ岳
08年3月 愛宕山(京都)
08年3月 野協春スキー
08年3月 志賀スキー
08年2月 ハクバスキー
08年01月 岩戸山・十国峠 
07年11月 牛滝山紅葉狩り 
07年 11月10日 剣山 
07年11月 大崩山 
07年10月 越百山・南駒ケ岳・空木岳 
07年9月 御手洗渓谷 
07年8月 五色ヶ原・薬師岳 
07年7月 札幌出張の余得 
07年5月 犬鳴山~和泉葛城
07年4月 弥山谷・八経ヶ岳 
07年4月 三嶺と屯鶴峯 
07年1月 曾爾高原 
06年12月 金勝アルプス 
06年11月 韓国・高千穂峰 
06年10月 祖母山 
06年8月 日本最低峰二峰
06年7月 焼岳 
06年5月 春の双六岳
06年4月 九重連山 
06年1月 ハチ北スキー 
05年10月 岩殿山送別山行 
05年9月 平標山 
05年7月 常念岳・燕岳 
05年7月 姫神岩手早池峰 
05年6月 巻機山 
05年6月 雷鳥沢スキー 
05年5月 三斗小屋温泉へ 
05年5月 日留賀岳 
05年4月 春の乗鞍岳 
05年4月 鹿岳・四ツ又山 
04年11月 養老渓谷
04年10月 高原山
04年9月 四阿山・根子岳
04年4月 春の燕~木無里 
04年3月 鳴虫山 
04年3月 丹沢なごり雪 
04年1月 黒斑山
03年12月 日向山
03年9月 蔵王・月山
03年9月 編笠山
03年8月 男体山
03年6月 上州武尊山
03年6月 那須茶臼・南月山
03年5月 両神山
03年5月 春の唐松・雨飾
03年1月 高峰高原
02年12月 本社ヶ丸
02年11月 初冬の栗沢山 
02年10月 那須大白森山
02年10月 鳥海山・月山 
02年7月 五色ヶ原
02年5月 金峰山・瑞牆山 
02年5月 春の蝶ヶ岳 
02年4月 春の鳳凰三山 
01年10月 木曽駒・雨飾山 
00年4月 越百山~南駒ケ岳
99年10月 妙高山 
99年4月 春の穂高岳 
98年4月 春の内蔵助平 
95年10月 八ヶ岳

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山を歩けば
楽しいことが好きです。   「ワイワイ遊ぶこと」=「幸せ」が私の基本です。                  膝の手術をしてから山へ行くことが少なくなって・・・ でも名前は温存しています。             「習志野山歩会」「関東アウトドアクラブ」所属。興味ある方 左下のリンクからどうぞ。
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2007年 11月 10日 剣山 山行録
2007年 11月 10日 剣山 山行録
11月10日(土)曇り時々晴
尼崎-(車)→見の越-(リフト)→西島→刀掛の松→行場→一ノ森→剣山頂上ヒュッテ(泊)

JR尼崎駅に6時半に着いた。
集合時間は6時50分なので、『未だ誰も来てないだろう。』と思いつつ南側ロータリーへ出た。
青い車が止まっており、中で竹田さんがカーナビのセッティングをしていた。
「運転たのむで。」「了解。」
次々と集まり出した。
「垂水の高速バスの停留所で拾ってくれ。」と言っていた潤田さん、尼崎までやって来た。
(先頭竹田車:竹田、高木、小島、私)
(中間トンバ車:トンバ夫妻、潤田、中山、)
(最後尾清助車:清助、籠屋、長谷山夫妻)
の計12名、予定どおり7時に尼崎を出発。
神戸を過ぎるまでは渋滞箇所はあったものの、後は順調。
淡路島のハイウエイオアシスで1回目の休憩。
2回目の休憩は美馬ICを出て、吉野川沿いの道の駅でとった。
潤田さんが「焼酎買うていこ。」
小島さんが釣られて「ビール買うていこかな。」
「ビールなんか上で買うたらええやんか、こんなとこで買うたら温いビールを飲むことになるで。」
「そら そうやな。」
ここから、国道438号線で高度を稼ぐ。
見の越(1420m)の駐車場には、予定より30分遅れて11時30分に到着。
リフトに乗ったのは12時だった。
リフトから、4月に歩いた三嶺山が見えた。
「腹減ったでぇ!」トンバ夫人が大声で独り言をのたまう。
反応しても良かったが、下りのリフトの合間を待つ方に神経を集中させ、シャッターを押す。(写真:01)
01 リフトから三嶺山
西島(1700m)でリフトを下り、刀掛の松(1800m)まで登って昼飯と決定。
汗が出始めた頃、刀掛の松に着く。展望台のような広場だ。
皆、食前酒のビール。火照った体にはビールがグー!
「アレー!皆ビール持ってるやん!『上で買え。』言うたから、山小屋で飲むと思とったのに!」小島さんが文句を言う。
「『上』 言うのは、見の越のことや。あそこで売っとったやろ。」
「一杯くれる?」小島さんはカップを差し出してきた。
食事中にも雲が広がって来る。食後、向かいの塔の丸には、かろうじて日が当っていた。(写真:02)
02 刀掛の松から塔の丸
ルートは行場への下りから始まる。
程なく「おくさり」の下に出た。
おくさりは細いチムニーの中に下がっている。(写真:03)
03 行場のおくさり
最初にトンバ夫人が『私、通れるわよ!』と言わんばかりに登り始めた。
竹田さん、中山さんが続く。
しばらく躊躇していた小島さんが遅れて登りだした。
しかし、「鎖が回る。」と言って戻ってきてしまった。
やがて、先行の3人が岩上に出て、登山道を下ってきた。
キレンゲショウマ群落を防鹿柵が囲っている。
だらだらした山道を30分余り歩くと一ノ森分岐に出た。
ザックを置いて、一ノ森(1879m)に登る。
四国特有の低い笹に覆われた頂上には、何故か鯉のぼりが風に泳いでいた。
04 一ノ森にて休憩時間05 一ノ森から剣山・次郎笈と霞む三嶺山06 一ノ森から丸笹山
「三角点があるのはあっちのピークやで!」と、数人が出かけていった。(写真:04)
結局、大休憩になった。
西には剣山・次郎笈・三嶺(写真:05)北には笹丸山が見えているが、水蒸気が多い。(写真:06)

清助さんが登ってきた東側下には一ノ森ヒュッテの屋根がある。
「せっかく来たんやから、ヒュッテを見て行ったらどうや。」と清助さんが言う。
東へ降りてみると、ヒュッテの前は庭園のような感じで、東方面の視界が拓けていた。
15時に一ノ森を下り、二の森(1870m)を越えて、頂上ヒュッテには、予定どおり16時に到着。
山小屋ではなく民宿というだけあって、通された2階の部屋はゆったりしていた。
4人部屋、6人部屋、2人部屋があてがわれた。
「まず女性が4人部屋、寝言といびきが2人部屋。」ということで、中山さんと相部屋に決まった。
男性6人部屋が溜まり場になった。
「すぐ裏が剣山の頂上やから、ちょっと行ってみる?」
「明日でええやん。」
落ち着いてしまうと誰も動く気がない。
間髪入れずに、竹田さんが一升瓶を買って現れた。
「ウワァー! そんなに飲まれへんで!」
「これだけおったら、一升くらいアッと言う間に空いてしまうわ。」
こんなことには動きが良いこと。
ビールを飲んだら、焼酎が出てくる。
皆それなりにアルコールは持って来ているのだ。
『一升は重いなぁー!』
結構出来上がったころ、夕食の知らせが来た。
中山さんは食事中に居眠りをする始末だ。
食後、写真を見たり、ヒュッテの主人と話したり、「お風呂もどうぞ。」と言われたのを潮時に部屋へもどる。
部屋には布団が敷かれ、すでに、3人が寝る体制に入っていた。
「中山さんが戻って来ないねぇ。」
「食堂のストーブの前におったで。」
再び酒盛りが始まったが、19時過ぎには6人が寝始めた。
しかたなしに 二人部屋へ戻ると、間もなく中山さんが復活して戻ってきた。
「何しとったん?」
「いや、足がつりそうな感じがしたので、ストーブで暖めとったんよ。」
「もう、皆 寝てしもたで。」
「えー!早過ぎるで、こんな早よ寝たら 夜中に眼が冴えて悶々とせなあかんやんか。」
「そやそや。」
と、残っていたビールを飲みながら、長らく話し込むこととなった。
しかし、その後は よく憶えていない。

11月11日(日)曇り後晴
剣山頂上ヒュッテ→剣山→大剣神社→西島→見の越→脇町→阿波土柱→尼崎

朝起きると外はガスに包まれている。
6人部屋へ行くと、皆起きていた。
「朝早う眼が覚めて、寝られへんかったわ。」
『そらそやろ。』
「あれ!一升瓶空いてるやん!」
竹田さんが「じゃんけん しようか。」と言った。
「えっ!どういうこと?」
「負けたほうが、温泉入った後の運転手。」
「そういうことか!」
「最初はグー、ジャンケンホイ!」
じゃんけんの勝者になった。

食堂で全員そろう。
「夜遅く、二人部屋から話し声が聞こえてたよ。」籠屋さんが言った。
「話し声なら俺ちゃうで、そんなくせないから。」
「いや、二人の話し声やった。」
『さよか!』
朝食を終えてもガスは晴れる気配を見せない。
ヒュッテの人が、「このガスは晴れる。だけど、何時になったら晴れるか?これだけは わかりませんねぇ。」と言う。急ぐ旅ではないので、8時まで様子をみることにした。
8時になっても変化は現れない。
「出発するでぇ!」
歩き始める前に、剣山本宮宝蔵石神社の鳥居をバックに記念写真をとることになった。(写真:07)
07 剣山本宮宝蔵石神社の鳥居前で記念写真
御神体の岩の横の階段を上がると、そこは既になだらかな頂上の一角である。
遮るものがないので、冷たい風がストーブで暖めた身にこたえる。
「こんなことなら昨日来とけば良かった。」
木道を少し行くと三角点に着いた。(1955m)
木道から離れているので「タッチできない。」と不平が出る。
真っ白の空間で寒風だけが神経を逆撫でしていく。(写真:08)
08 寒風吹きすさぶ剣山の頂上
取り敢えず、次郎笈へのコースの下りに入った。
少し下ると分岐に出た。やはり、ガスは晴れない。
「ガスが晴れそうにないので、下山することにします。」
「良かったー。」
全員の気持ちは一丸となっていた。
分岐からは水平動に近い緩やかな下りとなる。
名水百選の御神水(おしきみず)の分岐から、大剣神社に登り、コーヒータイムをとった。
大剣神社は最良の縁結びの神様とかで、お参りする人がチラホラやって来る。

西島を過ぎ、見の越近くまで下ると、ガスの下に出た。
剣神社手前から、我々の車が見えた。

見の越からは「うだつの町並み(日本の道百選)、脇町」を目指す。
国道438号線から吉野川に突き当たって、国道192号線を右折。
小島で左折し、橋を渡って右折すると、ほどもなく道の駅「藍ランドうだつ」に到着した。
『まずは昼飯にしょう。』と思って車を降りると、
「橋の手前に温泉があったのに!」中山さんとトンバ夫人が揃って言う。
やっかいな二人がいちゃもんを付けてきた。
地図を見ると、土柱の近くにも温泉が載っている。「土柱見てから温泉にしようよ。」際どくかわせた。
道の駅の横で、新鮮野菜を売っていた。
女性は昼食よりも買得野菜の方に興味を魅かれるものらしい。
道の駅の昼食メニューが少し寂しかったので、「他にも食堂くらいあるやろ。」と数人が、うだつの町並みの方へ偵察に出かけた。
やがて、手招きするので、「うだつの町並み」に繰り出した。
食堂が見えないと思っていると、「うだつの町並み」を抜け、右折して大きなショッピングセンターに入って行く。
食後、車道沿いに道の駅へ戻ったため、うだつの写真を撮り損ねてしまった。
脇町から阿波土柱は近い。
阿波土柱は世界三大土柱の一つで、国指定の天然記念物であるそうな。
180万年前、吉野川の川底にあった砂礫層が隆起し、浸食されてできたそうだ。
車をおりて歩き始めるとコンクリート造りの「土柱」と書いた立派な標識があった。
その向こうに、どこでも見かけるような土の壁が見える。(写真:09)
09 阿波土柱との出会い
「土柱ってあれか?出来方は違うかも知れんけど、六甲の周りでもこんなん ようあるで。」
失礼なことを言いながら歩いていると、その先に遊歩道があった。
「見せ場はこの先やで。」
遊歩道を少し行くと、
「オー!これが土柱か!」(写真:09)
09 阿波の土柱
「こんなん 六甲にはないで。」
見直したのであった。
余計なことかも知れないけれど、土柱のあいだに育ちつつある木が気になったんですが…

土柱村温泉は高台にある。
「山は晴れてるで、気持ちええなぁ。」
露天風呂は、パノラマのように広がる四国山脈の展望台でもある。
風呂から上がると、先に上がった竹田さんがビールの自動販売機の前にいた。
そして、目が合うなり「すまんなぁ、たのまれてくれるか?」と言った。
結局、さっぱりした後も、ドライバーのまま帰路に就いたのであった。


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20071103 大崩山
2007年 11月 3日 大崩山 山行録
11月1日、今日は木曜日。野協の例会の日である。
例会をサボることに少し後ろめたさを感じつつ、南港から別府行きの船に乗り込む。
甲板から、遠ざかる港の灯りをしばし眺めた後、談話室に移動。
中日と日ハムの第4戦を見ながら、例によってビールから始める。
野協には「急用で欠席します。」と連絡してあるが、やっぱりひっかかる。
この気分を払拭するため、「実は、大崩に行きます。」というのを茶化しメールに託した。

11/2日(金)曇後晴
大崩は遠い。今日はまだ大崩目指しての移動日だ。
別府8:05分発「にちりん3号」に乗り、10:33分延岡に着いた。
列車を降りると結構寒い。厚手シャツを出して重ね着する。
まず、バスセンターへ行った。
祝子川温泉行きは12:05分であることを確認し、「切符はお早めにお求め下さい。自動販売機でどうぞ。」と案内された。
1100円入れてボタンを押そうとすると、目的の金額のボタンがない。
「あれー!1050円のボタンがない。」思わず声が出た。
「はい。1050円ですね。」お嬢さんがカウンターから出てきた。
そして『アレッ!』 900円のボタンを押す。
出てきたつり銭200円。
その200円を再度投入する。
次に、押したのは150円のボタンだった。
『ウワッ! このワザは素人にゃ無理じゃ!』

昼食に入った店のご主人が「大崩登山ですか? この前の台風で橋が壊れたり、崩落した箇所があるらしいですよ。」と教えてくれた。
いよいよ大崩目指すガラガラのバスに乗り込む。
バスの中は結構暖かった。厚手のシャツは脱いだ。
『そうだ!「大崩の茶屋(明日の宿)」に寄って、山の様子を聞いていこう。』
祝子川沿いの道に入ると、民家はまったくなくなり、今にも岩に当たりそうな細い道をバスは行く。
1時間余りで上祝子(410m)に着いた。
「大崩の茶屋」はバス停の前にあった。
「今日は、明日予約している者です。延岡で『大崩山は台風で荒れている。』という話を聞いたものですから、様子を教えて頂こうと思って寄りました。」
大崩の茶屋のご主人石本さんは、大崩山塊の主みたいな人である。
予定コースを聞かれ、要注意箇所は崩落場所一箇所であることを教えてくれた。
さらに、ご主人手作りのガイドマップ(写真:00)を頂いた。
00 大崩の茶屋御主人手製の地図

「登山口まで送って上げましょう。5kmありますからねぇ。舗装道路は歩きたくないでしょう。」
お言葉に甘えることにした。
車の中で、
夏の台風は1時間に120mmの豪雨だったこと。
近年、紅葉に枯葉色が混ざるようになり、以前の美しさが失われつつあること。
「ブナの落葉が早くなりましたよ。地球温暖化や酸性雨の影響ですかねぇ。ブナはそういうことに一番敏感な木ですから… 今朝から随分寒くなってきました、夜は冷え込みますよ。」
「アッ! バスにシャツを忘れた!」
「寒さ対策大丈夫ですか?シャツ一枚でも違いますからねぇ。」
「セーターやカッパがありますから、そこは大丈夫です。 もう10年も着ているシャツだからいいんです。」
『しまったー! またやってしまった。』
登山口(630m)で降ろしてもらい、30分程山道を歩くと広場に出る。右手に「大崩山荘」(730m)があった。
山荘の中は綺麗に使われていた。 2階もあり、4~50人は泊まれそうだ。
柱に、金属性の箱が取り付けてあり、「山小屋維持のため 300円お願い致します。」と書いてあった。
水場はすぐ裏にあり、少し離れたトイレも綺麗だった。
寝る準備、夕食の準備、サブザックには明日の準備。
時間は未だ15時を回ったところであった。
「橋が流されている。」ということだったので、30分先にある わく塚コース登山時の渡渉点と、すぐ下にある 坊主尾根コース下山時の渡渉点の様子を見に行くことにした。
水量も少なく、両渡渉点とも石伝いに簡単に渡れる状態だった。
山荘に戻る。やはり人の気配はなかった。
少し早いが、スーパーで仕入れたお惣菜とつまみを出し、黒霧島の水割りをちびりちびり始めた。
ほどなく、長崎から夫婦二人連れが「わぁー、良かった。人がいるよ。」と入ってきた。
話し好きの上に酒好きとみえて、日本酒、ブランデーを出してきた。
3人で他愛のない会話を楽しんでいるうち、いつの間にか21時。
500ccのペットボトル二本あった黒霧島も、残りわずかになっていた。
シラフにもぐり込むや、即、眠りに落ちた。

11/3日(土)快晴
5時にかけたアラームで眼を覚ました。6時にリセットし、水をがぶ飲みして二度寝。
7時前、「のんびり三里河原へ紅葉狩に行く。」というご夫婦に分れを告げ、重い頭に後悔しつつ出発。
わく塚分岐から左折し、祝子川へ降りる。
見上げると、朝日を浴びて「小積ダキ、下わく塚」が青空を背景に輝いていた。(写真:01)
(ダキとは「断崖」を意味する、この地方の言葉)
01 朝日に映える小積ダキ・湧塚
大きな石に腰をかけ、これから向かう岩峰を見上げながらパンにかぶりつく。
不思議にも頭が軽くなった。
川を渡り、再び展望の効かない小積谷を進む。
袖ダキ目指して沢を離れると、急登の連続になった。
「袖ダキ展望台」の標識で左折。
岩壁にロープが垂れ下がっている。
その太く長いロープにつかまり、岩壁をのぼる。
大岩の上の出ると、目の前がパッと明るく拓けた。
02 袖ダキから下湧塚03 袖ダキから眼前にでっかく小積ダキ
『ウッワー!』 右上方に下わく塚・中わく塚の岩峰群。(写真:02) 正面には、450mあるという小積ダキの巨大な岩壁(写真:03)

一昨日の夜旅立って、やっとたどり着いた展望、時間は掛かったが、『来て良かった。』
二人の男性がカメラを構えていた。
袖ダキの岩に腹ばいとなり、下を覗く。
すとんと落とした眼下には、紅葉の小積谷が上流に向けて競りあがって行く。(写真:04)
04 袖ダキから小積ダキ下の紅葉を見下ろす
背後に乳房岩が顔を出している。
ゴツゴツしていかつい乳房である。(後で聞いた話だが、ある方角から見ると乳房のように見えるそうだ。)
ビスコをかじりながら大休憩。
袖ダキの上部からコースに戻った。
「下わく塚」の標識で左折する。
梯子を登ると下湧塚に出る。
中わく塚へはコースに戻らず、眺めの良い稜線上を行くことにした。
05 下湧塚から中湧塚06 中湧塚から小積ダキ07 中湧塚の岩の隙間から上湧塚
中わく塚の頂上は三つに分れている。(写真:05)隣の小積ダキほぼ同じ高さになっていた。(写真:06)岩の窓から上わく塚が見える。(写真:07)

左手の岩にはロープが付けてあった。
ほぼ90度に近い登りなので、上体を後ろに倒し腕力で登る。
登ってみると、前後にさらに大岩があって展望が良くない。
右手(真中)の岩の上で、男性がカップラーメンを食いながら挨拶してくれた。
「そちらの方が、良さそうですね!」
ラーメンをほおばりながら、首を縦にふっている。
隣の岩に登り返し、男性の横に立つ。
平で広い岩の上は360度の展望が拓けていた。(写真:08)
08 中湧塚から上湧塚と紅葉

しばし、穏かな秋の日差しを浴びて、のんびり眺めを楽しむ。
上わく塚への道は、中わく塚の裏を下るようについていた。
ロープや梯子の急坂を下るとコースに出る。
下から年配の夫婦が登ってきた。
「今、中わく塚から来たんですか? 道はどうでした?」
「別に危険はないし、眺めの良い道でしたよ。」
「一般コースというのでこちらにしたんですが、荒れて歩きにくいひどい道でしたよ。」
休憩する二人に挨拶して上わく塚(1440m)を目指す。
やがて、道の左手に高さ10mくらいの岩が姿を現した。
チムニー状の溝に梯子があり、最上部のチョックストーンから梯子にかけて太いロープが垂れ下がっている。
最上部のチョックストーンのところまで登って、ザックを置いてこなかったことを反省。
岩とチョックストーンの間隙を抜けなければならないのに、背中のザックがあっては通れない。
両足で踏ん張りながら、狭い岩の隙間でザックを外すはめに。
岩でこすって、腕は擦り傷だらけになってしまった。
09 上湧塚から傾山の左奥に九重山の山並10 上湧塚から七日廻り岩
ひりひりする腕をさすって上わく塚に立つと、傾山の向こうに九重の山並が姿を現した。(写真:09)上わく塚からしか眺めることができないという、奇妙な「七日廻り岩」を写真に収める。(写真:10)

頂上には木が茂っている。日照りの夏にもよくぞ耐えているものだ。
上わく塚の前部は木が生えているため、中湧塚の方は見ることができない。
後から三人が登ってきた。
全員空身である。
ザックを担いで来た私を見て、違うルートがあることを教えてくれた。
教えてもらったルートからは、中わく塚が見える。
中わく塚の上には、眺めを楽しむ人達が数人歩き回っていた。(写真:11)
11 上湧塚の下りから中湧塚
再び一般コースに戻る。
ここから先にはすずたけ(大きな笹)が密生し、道を覆っていた。
高い場合は、すずたけの下をくぐるように進む。
低い場合はすずたけに隠れた木の根や石や段差がないか用心しながら進む。
10分もしない内に、「りんどうの丘」への分岐に出た。
昼食は石塚でと思っていたが、すずたけが煩わしいのでりんどうの丘へ向かうことにした。
左折して10分もしない内にりんどうの丘(1400m)に出た。
小積谷の上に突き出した岩の棚、といった感じで、近くにわく塚(写真:12・13)・小積ダキ、遠くに九重山・湯布岳が一望できる平らな岩の広場である。
12 りんどうの丘から上湧塚 13 りんどうの丘から中湧塚
遮るもののない視界の中でラーメン用に湯を沸かしていると、「ラーメン食べませんか?」と男女3人連れの女性から、カップラーメンを差し出された。
「ありがとうございます。ラーメンは持って来ていますから。『アッ!お湯がないのかな?』よろしかったら、このお湯使いませんか?」
「いや、いいです。いいです。」
「せっかく持って来られたのに、持って帰ることはないでしょう。湯はすぐ沸きますから、どうぞ。」
お礼におにぎりを頂いた。
「大崩の茶屋」に泊まる予定であることを話すと、大崩の茶屋のご主人は大崩の隅々まで知っていて、ルート外の山行ガイドをしてもらったこと。
大崩山が秘境であること。
色んな大岩があって、思わず手を合わしてしまう、観音様の形をした岩があること。
「崩落しているところは、ロープが張られているし足元もかなり踏み固められているから、大丈夫ですよ。」
今登って来たという、坊主尾根ルートの様子も教えてくれた。

食後、左右に分れた。
坊主尾根の合流点から右折し、大崩山を目指す。
またも、すずたけの道だ。
眼に当たりそうなので、手で顔をカバーして歩いていると、木の枝に頭をぶつけること再三である。
煩わしい道を40分余り登ると、尾根上の岩の塊、石塚(1630m)に出た。
ここからは360度遮るものがない眺めである。
傾山の右遠方に、下界の濁った空気からポチッと由布岳が頭を見せている。(写真:14)
14 石塚から五葉岳・傾山・九重山
大崩山から下ってきたひとが、「5分ほどで大崩山頂だけど、木に囲まれて何も見えませんよ。」と言ったのを聞いて、石塚で折り返すことにした。
すずたけの急坂を小一時間も下ると、わく塚の岩峰が迫るテラス(岩の上)に出た。(写真:15)
15坊主尾根テラスより中湧塚・下湧塚
谷に向かって傾斜があるので、テラスの上部に腰をおろす。
二人連れの男性がやって来た。
「わく塚をバックに写真撮ってよ。」と、テラスの前の方に行ってしゃがみこむ。
「へっぴり腰で、ちょっとカッコ悪いよ!」
「だって、落ちそうな気がして… もうすこし上にあがる。」
『やっぱり!』
テラスから3分ほどで小積ダキ上(1391m)に出た。
広い大きな岩のテーブルのような感じだが、わく塚の方は木が生えてよく見えなかった。
小積ダキからの下りは、岸壁に垂れているロープ下りから始まる。
南隣尾根の二枚ダキコースを下山している人達が下に見えた。
少し下ったところで、坊主尾根コース名物の像岩のトラバースがある。(写真:16)
16 像岩のトラバース
ここからは正に岩を下る感じで、梯子の連続になった。
小積ダキの方から人の声が聞こえる。
見晴らしの良さそうな岩の上に出てみると、クライマーが二人小積ダキを登っていた。(写真:17)
17 小積ダキが高くなってきた
やがて、崩落箇所に出た。
ラーメンの女性が言っていたとおり、白く真新しいロープが渡してある。
足元も踏み固められていて、雨でない限り危険はなさそうだった。
約1時間、『一体、いくつ梯子を下ったのか?』と思った頃、緩やかな道に変わり、沢沿いに出た。
流れが逆なので、まだ支流だ。
一旦、沢から離れ、再び沢に出ると、そこは昨日確認した祝子川の渡渉地点だった。
大崩山荘に荷物を取りに寄ると、三つのパーティが宿泊の準備をしていた。
登山口まで20分、登山口から林道を50分、大崩の茶屋(410m)へ着いたのは5時を回っていた。
戸をあけると、
奥さんが「おかえりなさい。」と迎えてくれた。
椅子の上にシャツがある。「あれっ!ここに忘れてましたか?」
「いいえ、バスの運転手さんが届けてくれたんですよ。」
かくしてシャツは我が手に戻ってきた。
「ビールをいただけますか?」
「その前にちょっとだけ我慢して、温泉に入ってきませんか?」
と言って、上祝子温泉まで送ってくれた。
露天風呂から大崩山が正面に見える。(無粋な鉄塔が邪魔)
ぬるめの湯にゆっくり使って大崩の茶屋に戻ると、歳の離れた夫婦と二人連れの若者、4人が夕食にかかっていた。(というか、飲み始めていた。)
汗を流した後のビールはシュルシュル喉を過ぎていく。
4人とも、明日大崩に行くとのこと、今日行ってきた私は、質問受付係りになった。
偶然、4人共福岡から来ていた。
若い二人連れは「山歩きは初心者なので、袖タキまで行って引き返す。」と言っている。
夫婦の方は、結構歩き回っているようで、同じコースを行くらしい。
話しがはずんでくると、「熊野古道はつまらない道ですねぇ。」なんて言い出した。
関西在住の者としては、簡単に同意するわけにはいかず、「そりゃぁ、山歩きする人は、大峰奥駆道を行かなきゃ。」と反論。
宮之浦岳で見た きらめく星空の話しは、『もう、隔離された海上の高地でしか見られないものであろう。』との思いで、同感だった。

11/4日(日)晴後曇り
大崩に向かう4人を見送った後、タクシー(バスは土日運休)で延岡へ向かった。
延岡から、さわやかライナーで日向市に移動。
レンタサイクルを借りて、日向岬目指して漕ぎ出した。
18 大御神社19 大御神社裏の海岸線
まずは、日向のお伊勢さま と言われている「大御(おおみ)神社」(写真:18)へ。神社の裏側は日向灘に面し、海岸線は白砂青松のお倉ヶ浜(日本の渚百選)へと伸びている。(写真:19)

神社を後に、伊勢ヶ浜を右に見て、チャリンコは快調に走る。
伊勢ヶ浜を過ぎると、道は登りに変わってしまった。
チャリでは登りきれない。
一汗かいて登りを過ぎると『やったぁ!』下りである。
しかし、すぐまた登り坂になる。
これを何度繰り返したことか。
米ノ山展望台(192m)にはさすがにチャリで登る気になれず、歩くことにした。
頂上の3階建て展望台に上がると、日向岬全貌と日向灘が眼下に広がる。
しかし、曇り始めて湿気を含んだ空気に、景色は白くぼやけていた。
再びチャリでクルスの海を目指す。
下りで思い切り飛ばし、登りに備えるが、もう、漕ぎ登る気力は萎えていた。
自転車を押し押し、ヘァピンカーブを過ぎて一登りするとクルスの海展望台に出る。
「願いが叶う。」の謳い文句に効果を付けるためか、鐘まであった。
眼下には水色の十字が波打っていた。(写真:20)
20 クルスの海 
最後は日向岬のハイライト、馬ヶ瀬への道は、一下り一登りであった。
観光バスや、自家用車が駐車しているところから、馬ヶ背への遊歩道があった。
灯台まで緩やかに登った後、くだり気味に十数分歩くと、柱状摂理の断崖に出る。(写真:21)
21 馬ヶ背・柱状摂理の断崖
もう、『ビューポイントは終わったか?』と思っていると、後続の人達が、さらに奥へ進んで行く。
付いて行くと、日向灘に突き出した岬に出た。
眼前視界すべて日向灘、ほぼ360度海に囲まれた岬だ。
足下は柱状摂理の海岸線(写真:22)と柱状摂理の島が取り囲んでいる。
22 馬ヶ背から見た海岸線
観光バスの団体さんが帰ったとたん、馬ヶ背は無人になった。
ベンチに座り込み、ビスコをかじりながらのんびり潮騒を聞く。
次の観光バスの団体がやってきたのを潮時に、ベンチを後にした。
遊歩道をしばらく散策気分で歩くと、一周回って駐車場にもどる。
岬からは御鉾ヶ浦の砂浜へ向けて下る一方の楽チンサイクリング。
海岸線をしばらく行くと道は左へカーブし、細島漁港に出る。
漁船がたくさん停泊している。日向は漁業の町でもあったのだ。
市街地を走り、駅で自転車を返す。300円也。
『電車待ちの間に昼食にしよう。』と駅を抜けると、トライアルという大きなスーパーがあった。
中を歩いてみると、弁当コーナーの「海鮮巻」が眼を引いた。
5種類の刺身のように太い身がドンと入っており、シャリは隙間を埋める程度でいかにも豪華にみえる。
『さすがは、漁業の町のスーパー!』
海鮮巻と冷えたビールを持って特急「にちりん」に乗り込んだ。

車窓を流れる海・山・川。かぶりつくと口からはみ出しそうな刺身の塊りのごとき海鮮巻。冷たいビール。
脳裏に大崩山の岩壁が浮かぶ、そして、
8月、太郎平小屋の前で酒盛りの最中、
宮崎さんの「宮崎県の山なら大崩山がお勧めです。」との話しに、
秀さんの「福岡に集合して、一緒に行きましょうよ。」との提案を思い出す。
『秀さん、ごめんね!』

(写真の時刻は、セット間違いのため12時間遅れになっている。)

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