プロフィール

山歩屋

Author:山歩屋
天気の良い山が好きです。
天気が悪い日の山は楽しくありません。
一人山へ行きたくなったときは、天気予報を見ます。
そして 行ったり、行かなかったり…

間ノ岳の頂上で、寒さに耐えながら御来光を待ちました。
待ち焦がれた瞬間です。
朝日が山を染め始めました。
流れる雲には私の影が映っています。
暖かそうな虹の輪が、私の影を包んでいました。

間ノ岳にて

[記事年代順]
17年10月 常滑散策
17年10月 大杉谷
17年7月 野反湖
17年5月 釈迦ヶ岳
17年3月 宝登山
17年2月 ハクバスキー
17年1月 蔵王スキー
16年12月 高宕山
16年11月 日向山
16年9月 飯盛山
16年7月 野反湖
16年7月 霧降隠れ三滝
16年6月 黒檜山
16年5月 足利フラワーパーク
16年4月 子持山
16年2月 苗場スキー
16年2月 志賀高原
16年1月 本社ヶ丸
15年11月 大平・晃石山
15年9月 日光白根山
15年8月 蝶々誕生
15年6月 あじさい屋敷
15年6月 柴又サイクリング
15年6月 丸山(秩父)
15年4月 三ツ岩岳
15年4月高尾山花見
15年4月桜の季節
15年3月八方尾根スキー
15年2月赤倉蟹&スキー
15年2月志賀スキー
14年12月愛宕山
14年11月鍋足山
14年10月高ボッチ高原
14年10月房総の村
14年9月那須高原キャンプ
14年8月習志野花火大会
14年6月勝浦(千葉県)
14年6月 水郷ポタリング
14年5月 鳴虫山
14年5月 天城森林浴
14年4月 桃源郷
14年4月 花見川
14年3月 三毳山
14年3月 青葉の森
14年3月 志賀高原
14年2月 乗鞍高原温泉
14年2月 戸隠スキー
14年2月 袋田の滝
14年2月 苗場スキー
14年1月 美ヶ原Ⅱ
14年1月 美ヶ原Ⅰ
14年1月 竪破山
13年12月 高尾山
13年11月 大山(おおやま)
13年11月 生瀬富士と袋田滝
13年11月 青笹山
13年10月 八海山
13年10月 本栖湖キャンプ
13年9月 高川山
13年9月 西沢渓谷
13年9月 尾白川渓谷
13年8月 横尾山
13年8月 戸田花火&BBQ
13年7月 高尾山ビアマウント
13年7月 麻綿原高原
13年7月 鋸山散策
13年6月 伊豆の中心部へ
13年6月 伊豆への道中
13年5月 倉岳山・高畑山
13年5月 湯島キャンプ
13年5月 四ツ又山~鹿岳
13年5月 富士山観賞
13年4月 日光から足尾 Ⅱ
13年4月 日光から足尾 Ⅰ
13年4月 印旛沼ポタリング
13年3月 三ツ峠山
13年3月 志賀スキー
13年3月 白馬スキー
13年2月 高峰温泉雪遊びⅡ
13年2月 高峰温泉雪遊びⅠ
13年2月 野沢温泉スキー場
13年2月 宮城蔵王スキー場
13年1月 高湯温泉
13年1月 蔵王温泉スキー場
13年1月 猫魔で初滑り
12年11月 渡良瀬渓谷
12年11月 渡良瀬遊水地
12年10月 平泉
12年10月 安達太良山Ⅱ
12年10月 安達太良山Ⅰ
12年9月 乙女森キャンプ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅱ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅰ
12年8月 千葉の花火大会
12年7月 裏磐梯キャンプ
12年6月 甘利山
12年6月 赤城山
12年6月 水元公園
12年5月 渡良瀬遊水地
12年5月 金環日食
12年5月 上州三峰山
12年4月 一切経山
12年4月 近隣の桜
12年4月 吉野梅郷
12年3月 榛名外輪山
12年3月 海に続く電柱
12年3月 ハクバ
12年3月 志賀高原 Ⅱ
12年3月 志賀高原 Ⅰ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅲ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅱ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅰ
12年2月 戸隠 Ⅲ
12年2月 戸隠 Ⅱ
12年2月 戸隠 Ⅰ
12年2月 嬬恋スキー
12年1月 大山スキー
12年1月 ドイツ村Ⅱ
12年1月 ドイツ村Ⅰ
11年12月 大和葛城山
11年12月 ビール工場ツァー
11年12月 野協忘年山行
11年11月 談山神社の紅葉
11年11月 明日香の紅葉
11年11月 古城の紅葉
11年11月 堺の紅葉
11年11月 化野 念仏寺
11年11月 栂尾 高山寺
11年11月 大原 三千院
11年11月 大原 寂光院
11年11月 岳人の森Ⅱ
11年11月 岳人の森Ⅰ
11年11月 宍粟の秋
11年10月 霊山
11年10月 串柿の里
11年10月 白髪岳
11年9月 祇園北側
11年9月 物部川の滝
11年9月 四国カルストの夜明け
11年9月 四国カルストの黄昏
11年9月 八釜甌穴・姫鶴平
11年9月 中津渓谷
11年9月 仁淀川安居渓谷
11年9月 だんじり&ふとん
11年8月 東はりまキャンプ
11年8月 北山川 Ⅲ
11年8月 北山川 Ⅱ
11年8月 北山川 Ⅰ
11年8月 山陰浦富海岸
11年8月 北山川ダッキー
11年8月 古座川カヌー
11年7月 夏 徒然Ⅱ
11年7月 夏 徒然Ⅰ
11年7月 笠置山本番
11年7月 白浜ダイビング
11年6月 笠置山
11年6月 白鷺池公園花菖蒲
11年6月 山田池公園の花
11年5月 浜寺公園
11年5月 葛城山Ⅱ
11年5月 葛城山
11年5月 青山高原
11年4月 筱見キャンプⅡ
11年4月 筱見キャンプ
11年4月 吉野観桜Ⅱ
11年4月 吉野観桜Ⅰ
11年4月 須磨アルプス
11年4月 北山花見
11年3月 大阪城・鶴見緑地
11年3月 荒山公園梅林
11年3月 野沢温泉スキー
11年3月 リベンジ釈迦ヶ岳
11年2月 中山 健ハイ
11年2月 山陰から大山へ
11年2月 シャルマン火打スキー
11年1月 釈迦岳転進観音峰
11年1月 蟹&スキーIN兵庫
11年1月 裏六甲氷瀑巡り
11年1月 志賀高原スキーⅡ
11年1月 志賀高原スキー
10年12月 摩耶山ハイク
10年11月 東福寺へ
10年11月 詩仙堂へ
10年11月 実相院・曼殊院
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 箕面滝
10年11月 川湯キャンプ
10年11月 しまなみ海道 Ⅱ
10年11月 しまなみ海道へ
10年11月 高御位山
10年10月 首里城へ
10年10月 慶良間へ
10年10月 沖縄へ
10年10月 竜王山
10年10月 有馬四十八滝
10年9月 古座川キャンプⅡ
10年9月 古座川キャンプⅠ
10年9月 モンゴル料理
10年9月 猛虎会
10年9月 沖縄料理
10年9月 吉野川ラフティング
10年8月 ホルモン焼
10年8月 原不動滝キャンプ
10年8月 白浜海水浴
10年8月 鏡平へ
10年8月 三俣蓮華・双六岳
10年8月 三俣山荘への道
10年8月 黒部五郎岳へ
10年8月 太郎兵衛平へ
10年8月 木曽駒ヶ岳Ⅱ
10年7月 木曽駒ヶ岳Ⅰ
10年7月 暑気払い
10年7月 紀伊大島ダイビング
10年7月姫路セントラルパーク
10年7月白浜ダイビング
10年7月食いしん坊台湾編
10年7月吉野川キャニオニング
10年7月小歩危ラフティング
10年7月 虚空蔵山
10年7月 野宴 納涼会
10年6月 神戸森林植物園
10年6月 布引ハイク
10年6月 蛍川キャンプ
10年6月 食いしん坊韓国編
10年6月 地蔵川の梅花藻
10年6月 緑化センターの花
大峰大日岳のアケボボツツジ
10年5月 大峰大日岳の花Ⅱ
10年5月 大峰大日岳の花
10年5月 芦屋川地獄谷
10年5月 立山夏スキーⅣ
10年5月 立山夏スキーⅢ
10年5月 立山夏スキーⅡ
10年5月 立山夏スキーⅠ
10年5月 大阪 渡船場巡り
10年5月 御嶽山スキー
10年4月 馬籠宿・妻籠宿
10年4月 明治村散策
10年4月 伏見名水巡り
10年4月 金剛山
10年4月 雲山峰
10年4月 甲山ツツジ゙と桜
10年4月 千苅ダム・大岩岳
10年4月 大阪城公園花見
10年3月 再カラアゲマウンテン
10年3月 堺ポタリング
10年3月 赤倉合流スキーⅡ
10年3月 赤倉合流スキー
10年3月 野沢温泉スキー
10年3月 志賀スキー
10年2月 六甲荒地山
10年2月 南部梅林
10年2月シャルマン火打スキーⅡ
10年2月シャルマン火打スキーⅠ
10年2月ハチ北スキー&かに
10年1月 マキノ高原ハイク
10年1月 蓬莱山ハイク
10年1月 平日スキー東鉢
10年1月 前山から明神平
10年1月 白いフアンタジィ
10年1月 雪中ハイク前山ヘ
10年1月 樹氷ハイク明神平ヘ
10年1月 続ハクバの遊び
10年1月 ハクバで雪遊び
10年1月 東京ドームシティ イルミ
09年12月 初滑り 勝山
09年12月 カラアゲマウンテン
09年12月 ODK二つの行事
09年12月 六甲と道草
09年12月 六甲忘年山行
09年12月 局ヶ岳
09年11月 長老ヶ岳
09年11月 晩秋紅葉 勧修寺
09年11月 晩秋紅葉 永観堂
09年11月 晩秋紅葉 天満宮
09年11月 晩秋紅葉 嵯峨野
09年11月 晩秋紅葉 嵐山
09年11月 ミステリーキャンプ
09年11月 笹ヶ峰へ
09年11月 笹ヶ峰への道
09年11月 グアムでダイビング
09年11月 グアムで講習
09年11月 あけぼの平への道
09年10月 モダン焼と紅葉
09年10月 余呉キャンプ
09年10月 ゴロゴロ岳
09年10月 下ノ廊下
09年10月 浄土山から黒部湖
09年10月 室堂へ
09年10月 伊吹山頂上へ
09年10月 伊吹山へ
09年09月 赤石岳へ
09年09月 悪沢岳へ
09年09月 千枚小屋へ
09年09月 鷲峰山
09年09月 観音峰・稲村ヶ岳
09年09月 古光山・赤目渓谷
09年08月 大江山キャンプ
09年08月 堺の夜景
09年08月 堺の日没
09年08月 蓮華岳を過ぎて
09年08月 蓮華岳へ
09年08月 針ノ木岳の朝
09年08月 針ノ木峠へ
09年08月 池木屋山
09年08月 堺の思いでⅤ街
09年08月 堺の思いでⅣ春
09年08月 堺の思いでⅢ冬
09年08月 堺の思いでⅡ秋
09年08月 堺の思いでⅠ夏
09年07月 尼崎レクカーニバル
09年07月 四万十川
09年07月 芦屋の海で
09年07月 公園の花
09年07月 蓮と自戒
09年07月 健ハイ中山
09年07月 蝶の温室
09年06月 宇治と納涼会
09年06月 三室戸寺
09年06月 六甲ヤマアジサイ
09年06月 赤いシチダンカ
09年06月 六甲水面の花
09年06月 布引の百選紀行
09年06月 白鷺公園花菖蒲
09年06月 賤ヶ岳ハイク
09年06月 ほたる川BBQ
09年06月 反省の孔雀岳
09年05月 阿蘇からの帰り
09年05月 荒涼たる山の彼方
09年05月 阿蘇のスケール
09年05月 由布岳の花園
09年05月 荒野の花園
09年05月 御在所岳の花
09年05月 高野山の彩り
09年05月 赤石山系
09年05月 天狗塚
09年04月 春の聖パートⅠ
09年05月 春の聖パートⅡ
09年04月 吉野の桜
09年04月 広田神社ツツジ
09年04月 北山貯水池花見
09年04月 大和路 宇陀
09年03月 栂池スキー
09年03月 霊仙山
09年03月 三峰・学能堂山
09年03月 薊岳・明神平
09年02月 府庁山
09年02月 妙高市民スキー
09年02月 ハチ・ハチ北スキー
09年01月 奥美濃スキー
09年01月 八犬伝の富山
08年11月 摩耶山の紅葉
08年11月 新雪の大普賢岳
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅰ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅱ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅲ
08年10月 本白根・横手
08年10月 仙人温泉へ Ⅰ
08年10月 仙人温泉へ Ⅱ
08年10月 仙人温泉へ Ⅲ
08年10月 仙人温泉へ Ⅳ
08年10月 八淵滝・武奈ヶ岳
08年9月 平城宮と奈良
08年9月 六甲ロックガーデン
08年8月 水晶への山旅Ⅰ
08年8月 水晶への山旅Ⅱ
08年8月 水晶への山旅Ⅲ
08年8月 水晶への山旅Ⅳ
08年8月 御嶽山
08年7月  釈迦ヶ岳
08年7月 堺~鶴見緑地
08年7月 雄岡山・雌岡山
08年6月 立山サマースキー
08年5月 岩湧山
08年4月 春の黒部五郎岳
08年4月 竜門山
08年4月 山上ヶ岳
08年3月 愛宕山(京都)
08年3月 野協春スキー
08年3月 志賀スキー
08年2月 ハクバスキー
08年01月 岩戸山・十国峠 
07年11月 牛滝山紅葉狩り 
07年 11月10日 剣山 
07年11月 大崩山 
07年10月 越百山・南駒ケ岳・空木岳 
07年9月 御手洗渓谷 
07年8月 五色ヶ原・薬師岳 
07年7月 札幌出張の余得 
07年5月 犬鳴山~和泉葛城
07年4月 弥山谷・八経ヶ岳 
07年4月 三嶺と屯鶴峯 
07年1月 曾爾高原 
06年12月 金勝アルプス 
06年11月 韓国・高千穂峰 
06年10月 祖母山 
06年8月 日本最低峰二峰
06年7月 焼岳 
06年5月 春の双六岳
06年4月 九重連山 
06年1月 ハチ北スキー 
05年10月 岩殿山送別山行 
05年9月 平標山 
05年7月 常念岳・燕岳 
05年7月 姫神岩手早池峰 
05年6月 巻機山 
05年6月 雷鳥沢スキー 
05年5月 三斗小屋温泉へ 
05年5月 日留賀岳 
05年4月 春の乗鞍岳 
05年4月 鹿岳・四ツ又山 
04年11月 養老渓谷
04年10月 高原山
04年9月 四阿山・根子岳
04年4月 春の燕~木無里 
04年3月 鳴虫山 
04年3月 丹沢なごり雪 
04年1月 黒斑山
03年12月 日向山
03年9月 蔵王・月山
03年9月 編笠山
03年8月 男体山
03年6月 上州武尊山
03年6月 那須茶臼・南月山
03年5月 両神山
03年5月 春の唐松・雨飾
03年1月 高峰高原
02年12月 本社ヶ丸
02年11月 初冬の栗沢山 
02年10月 那須大白森山
02年10月 鳥海山・月山 
02年7月 五色ヶ原
02年5月 金峰山・瑞牆山 
02年5月 春の蝶ヶ岳 
02年4月 春の鳳凰三山 
01年10月 木曽駒・雨飾山 
00年4月 越百山~南駒ケ岳
99年10月 妙高山 
99年4月 春の穂高岳 
98年4月 春の内蔵助平 
95年10月 八ヶ岳

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山を歩けば
楽しいことが好きです。   「ワイワイ遊ぶこと」=「幸せ」が私の基本です。                  膝の手術をしてから山へ行くことが少なくなって・・・ でも名前は温存しています。             「習志野山歩会」「関東アウトドアクラブ」所属。興味ある方 左下のリンクからどうぞ。
20080720 釈迦ヶ岳~大日岳
7月19~21日の三連休。
つい先日までの山の週間天気予報では、曇りがちということになっていた。
ところが、19日は晴れ。
最新の天気予報を見ると、「全国的に梅雨は明け晴天が続く。」と大きく変わっていた。
このまま無為に三連休を過ごすに忍びない。
急遽、行き先を物色、釈迦ヶ岳へ行くことに決め、19時過ぎに就寝。

7月20日(日)晴れ
午前2時、熱帯夜の堺を出発。
310号線で金剛山地に差し掛かると夜風が心地良くなった。
山を下ると五条市に入る、168号線となって吉野川を渡り、再び山の中へ。
やがて分水嶺を越えて、十津川沿いの下りになる。
連続した二つのトンネルを抜けたところで、「旭キャンプ場右折」の看板に導かれて不動木屋林道に入った。
夜明けの薄明かりの中、兎が道を横切り、林に跳んで入った。
5時を回ったところで、旭峠の登山口(1300m)に着く。
駐車場は結構広く、トイレも水洗できれいである。
先客は5台。
「おはようございます。」男性の二人連れが正に、登り始めるところだった。

「登山口」より「大峯奥駈道」の方が目立つ標識横の階段(写真 01)から始まる。
30分弱の登りで、尾根筋に出る。
バイケイソウがやたら多い(写真 02)なだらかな道になった。
やがて、太陽が山から顔を出したらしく、木々の間が明るくなった。(写真 03)
01 大峯奥駈道とある登山口 02 尾根道に出るとバイケイソウがいっぱい 03 朝日射す尾根道
緩やかな道で、知らぬ間に高度を稼ぐ、林の向こうに奥駈道南部の山々が見えるようになった。(写真 04)
04 尾根後方に奥駈の山が連なる
快晴である。
しかし風は涼しく、立ち止まると、汗ばんだ体にはひんやりと気持ちが良い。
朝が早いせいか、鹿が次々に姿を見せては消えて行く。
視界を閉ざさない明るい樹林、まろやかな起伏を繰り返す稜線。
なんとも爽やかな道。
世界遺産となった修験道の武骨さとまったく違う顔、これもまた大峯山脈の魅力。
ふと見上げると、前方の森の上空に飛行機雲が白い糸をひいていた。(写真 05)
05 前方に飛行機雲が
大気中の水分は多いらしい、これからの天気が気になる。
写真を撮っていると、単独行の若者が挨拶をして先へ行った。
森を過ぎると、青いキャンバスに描いた白い糸の先に釈迦ヶ岳が姿を現す。
右(南)斜面の斜度がきつい。(写真 06)
「休憩すると寒いくらいやろ。」先ほどの若者が岩に腰をかけていた。
尾根上はどこまでも穏かな道が続く。(写真 07)
06 飛行機雲の先に釈迦ヶ岳が見えた 07 時間的に古田ノ森か?
千丈平に入り、千丈平が終わる。
釈迦ヶ岳頂上直下の登り口に先行の二人が休憩していた。
右手の水場(行者のかくし水)で喉を潤す。
「うまい水やろ!」
唐突になれなれしい言葉をかけられた。
「やっぱり湧き水はうまいねぇ。」
「これからどう行くの?」
「釈迦ヶ岳から大日岳へまわるつもり。おたく等は?」
「同じコースや。」
「そしたら また… お先に。」
斜度はきつくなったが、ものの15分程で頂上に着いた。
北方はかなり雲が沸いてきており、八経ヶ岳の頂上には雲が纏わり付いている。(写真 08)
釈迦如来像(大正末期、鬼マサと呼ばれた強力さんが一人で担ぎ上げた)は、今年修復され、ひび割れのないきれいな姿でたっていた。(写真 09)
南方は雲一つなく晴れ渡っている。
トンボが舞う青空。 眼下の大日岳から遠く霞む笠捨山にかけて、修験の山々が重畳と続く。(写真 10)
08 釈迦ヶ岳頂上より八経ヶ岳 09 釈迦ヶ岳頂上に佇む釈迦如来像 10 奥駈の道の上に舞うトンボ
やがて、話し声がきこえだして、おじさんと若者の二人組が姿を現した。
「南の方はきれいに晴れてるのに、北の方は雲が出てるなあ。」
思うことは同じである。
「素晴らしい眺めやろ。最近は景色が白っぽいことが多いなぁ。透明度が高いのは秋だけや。
七面山の左側に、原っぱが見えるやろ。あれはアケボノ平言うんやけど、大峯の中で一番ええとこや。
景色を見るには、山から外れたとこにええ場所があるんや。」(写真 11)(拝借した透明度の高い写真 12)
11 七面山大とアケボノ平 12 左から槍ノ尾ノ頭・アケボノ平・七面山、後方に明星ヶ岳・八経ヶ岳
連れの若者に話しているのか、と思っていたら、こちらにも話しかけていたのだった。
ほどなく、単独行の若者もやってきた。
「あれが八経ヶ岳ですよね、山上ヶ岳は見えるんですか?」
「陰になって見えないと思うよ。」と答えると。
「八経ヶ岳の右奥、遠くに霞んで見える山。あれが山上ヶ岳や。」
良く知っているおじさんである。
子供の関係でしばらく山をやってなかったが、去年からカムバックしたこと。
手始めに、神戸から日帰りで来れる大峯の山を選び、毎週のようにバイクでやって来て手当たり次第に歩き回ったこと。(だから、やたら詳しい。)
「バイクは、車では行けん荒れた林道でも奥まで入れるし、安上がりやで。
今日は連れがいるから車やけど。」
よくしゃべるおじさんである。
そのぶん、山は初めてという連れの若者は物静かであった。
若者(単独行)が「この釈迦如来像、強力が一人で担ぎ上げたそうですね。こんなでっかい物よう担げるねぇ!」
「こんなん いっぺんに担げるかいな。部分、部分を何回かに分けて運んだんや。」
やっぱり、良く知っているおじさんである。
「地図に古田の森と書いてあるけど、標識あったかなぁ。」と聞くと。
「ありましたよ。僕が休んでたでしょ。その100mくらい下の方。
でも、同じようなとこは一杯あったし、特別に名前が付いてる意味が良う分からなかったんですけど。」
「ルートから外れたとこに、札が有ったんで見に行ったら『古田の森』て書いてあったで。」
二人が答えてくれた。
話し込んでいるうちに、白く大きな雲がこちらに近づいてきた。
「孔雀岳へ行ってみる。」と言っていた若者(単独行)には「気をつけて。」
おじさん達には「大日岳で会いましょう。」と言って、一足先に釈迦ヶ岳を後にした。
深仙の宿へは、かなり急な下りである上に、足元は短い笹に覆われ着地点が見え難い。
歩きにくい道だ。
足を出したところ、想像した位置より地面がずっと下にあった。
重心をかけた足が空を切ったため、前転。
斜面に較べて、笹に隠れた道のえぐれ方が深かったのである。
用心しつつ、30分あまり下ると前方に大日岳が見えた。(写真 13)
下るほどもなく、深仙の宿も見えるようになった。
鞍部広場の柔和さと、大日含め、三つの峰の構成が素敵な雰囲気を創り出している。(写真 14)
13 見えた大日三峰 14 天国の眺め、聖天の森から大日岳
写真を撮っていると、話し声が近づいて来て、神戸の二人連れが姿を現した。
「ええとこやろ!
6月に来てみ、シロヤシオが一面に咲いてな、天国とはこんなとこやないかと思うで。
嫁はんも一回連れて来たろ思てんねん。」
深仙の宿には、香精水という水場がある。
しかし、岩からぽつりぽつり滲み出るわずかな水、味わう気にならなかった。
後で、万病に効くありがたい水ということを知る。何事もやれることはその時やっておくもの。だ。
潅頂堂(参籠所)・避難小屋の前を通り、大日岳への登りに入る。
南側の釈迦ヶ岳の姿を見ようと振り返るが、手前のピークしか見えない。(写真 15)
さらに登ると、四天石の大岩が揃って見え、その奥には屹立する岩が連なっている。(写真 16)
15 深仙宿から来し方の道 16 大日への道から四天岩
一郎岩、二郎岩、三郎岩、五百羅漢、屏風岩 等々名前が付いているが、『一杯並んでいるのが五百羅漢らしい。』と思える程度で、実はよくわからない。
ルートは前二つの峰を迂回しているが、そこには「聖天森」「五角仙」と二つの行場がある筈だ… が、よくわからなかった。
大日岳の行場には15分程で着く。
二人が前の岩を登り終え、鎖場に取り付いていた。
山が初めての若者もおじさんのアドバイスを受けつつガンバッテいる。
若者が岩を登り切ったところで後に続いた。
岩はフリクションが良く効き、見た目ほど難しくない。
大日岳の頂上からは北方の視界が拓けており、四天石のうえに釈迦ヶ岳が立っていた。(写真 17)
その右には孔雀岳山腹の五百羅漢が見える。(写真 18)
頂上が狭いので、二人と入れ替わって大日如来を拝んだ。(写真 19)
17 大日岳から釈迦ヶ岳の眺め 18 大日岳から孔雀岳山腹の五百羅漢含む直立する岩の群れ 19 大日岳頂上の大日如来像
下りは私が先行する。
鎖場を下り終わったところで、おじさんが下りてくるところを記念に撮らせてもらった。(写真 20)
20 大日岳行場を下る神戸の人
深仙への道で、前鬼から来た、という男性に出会う。
「あの岩を登るんですか? 私、高いところが苦手で… 」
「あの岩は行場で、迂回路があるから大丈夫ですよ。」
深仙にもどって昼食だ。
嬉しや、冷えた缶ビールを『プシュッ!』
ほとんど曇り状態であるが、大日岳行場に日が射すと 岩が光って見えた。(写真 21)
21 深仙宿に戻って、大日の岩が光っていた
釈迦ヶ岳の方から、熊追いベルの音をさせて、単独行の若者がやってきた。
「あれぇ! えらい早いな。」
「いや、孔雀岳の方へは30分ほど行っただけで、引き返して来ました。
大日岳へは行ってきたんですか?」
「そらそうよ、3人とも行って来たで。」と おじさん。
「随分早いじゃないですか?」
「15分で行けるわい!」
「えー、見た感じでは、1時間くらいかかりそうに見えますよ。」
「ピークを通らへんから すぐや。」
話していると、先程すれ違った前鬼発の単独行がやってきた。
「どうでした?」
「いやぁ! 岩場は下から見上げると、もう垂直に見えるし、怖くなって鎖に触っただけ… 迂回路を使いました。」
(おじさんの連れの若者に)「あんた、初めての山や言うとったけど よう登ったな!」
「いや、メチャクチャ怖かったですよ。」
「下からは垂直みたいに感じるけど、ここから見てみ! ええとこ45度やで!」と おじさん。
人の少ない山はいい。顔を会わすと全員満遍なく会話が弾む。
賑やかなランチタイムになった。
昼食を最初に済ました神戸の二人が「お先に!」と出発した。
ワンテンポ遅れて私も「気を付けて。」と出発。
新しい地図にはない(古い地図には載っている)、釈迦ヶ岳を迂回し、千丈平へ出るコースに入る。
ルートが荒れてないか心配したが、りっぱな道であった。
ただ、涸れた急沢にかかった木橋が傾いており、下は奈落(写真 22)という要注意箇所が一つ。
22 傾いた木橋の下は絶壁
怪しげな手摺を頼りに通り過ぎると、後は緩やかな登り道が千丈平のテン場まで続いている。
テン場を過ぎると下りになった。
朝通った千丈平からは、穏かな稜線歩きである。
朝と違うのは、釈迦ヶ岳(写真 23)も大日岳(写真 24)も順光で良く見えることだ。
23 帰路から見た、穏やかな釈迦ヶ岳 24 顔のようにも見える大日の行場
展望のきく笹原をとおり、涼しげなブナの疎林を抜け、のどかな散歩である。
かなり下ってきた、見晴らしが効くところで釈迦ヶ岳(写真 26)・大日岳(写真 27)を撮り納める。
26 釈迦ヶ岳は遠くなりました 27 大日岳はこの後見えなくなった
次の森の中で、神戸の二人連れが休んでいた。
下山路も終盤である。最後になって三人一緒に歩くこととなった。
森を出ると、旭峠への下りに入る。
程なく駐車場に下り立った。
かくして釈迦ヶ岳山行は、神戸の二人と会って始まり、別れて終わったのである。
「縁があればまたどこかで会うでしょう。」手を振りながら彼らが先に出発した。

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20080712 堺~鶴見緑地
7月12日(土)晴れ
先週末、四国まで早々と梅雨明け宣言が出されたものの、その後進展なく、近畿地方は依然として梅雨明け前である。
しかし、関西近辺では日々、猛暑日のニュースが流れている。
今日も同じく暑い。
一人ポッチの暑い休日、どうやって過ごせば良いのやら?
低山歩きは暑い。 
海に一人は寂しい。
映画は体が鈍る。
結局、チャリンコでお出かけとなってしまう。

阿倍野で昼食→大阪城で休憩→鶴見緑地散策
とコースを決め、インターネットで阿倍野のラーメン屋をさがす。
眼に止まったのは、らーめん極(ごく)。
ラーメンも旨いがチャーシューライスが絶品、と褒めちぎっている。

10時40分、出発。(写真 01)
01 寮を後に出発
 
大和川を渡ると、道には、「あべの筋」と名前が付く。
近鉄前交差点を左折し、大阪市大付属病院の前に自転車を止めた。
新今宮方向へ少し坂を下ると、右手に目印の白いちょうちんが目に入った。
11時30分、店内は壁に向って座るカウンター式で9席。
先客が一人。
券売機で、「チャーシューライス+半ラーメン(白)」のAセット800円を購入。
注文品がなかなか出てこない。
20分待った。
店は満席になり、外には順番待ちの人が立っている。
やっとチャーシューライスが出てきた。
分厚く、大きな半熟玉子がライスを覆っている。
塩味きつめだが、確かに旨い。待って、じらされた分、旨く感じる仕掛けか?
1テンポ遅れてラーメンが出てきた。
とろみを付けたとんこつスープで、麺は細く固ゆで、博多ラーメン風。
汗をかいて、体が塩分を要求していたので満足度は高かった。

腹ごしらえが終わり、自転車の鍵を外そうと下を向いたら、クマゼミが路面に落ちていた。
仰向けに転がって、足をゆっくり動かしている。
その姿は、今日の暑さを象徴しているようだ。
子供の頃、近くの寺の林へセミ取りによく行った。
取れるのは、油ゼミかニイニイゼミばかり。
クマゼミは常に大きな木の高みで鳴いており、子供にはほとんど手の出ない高嶺のセミであった。
それが近年、油ゼミやニイニイゼミはほとんど見かけなくなってしまった、高温に強いクマゼミだけが「シャワッ、シャワッ」と うるさく鳴いている。
今や、クマゼミなんてウジャーッといて、採ろうと思えば素手でも採れる。
「閑さや岩にしみいる蝉の声」 芭蕉が聴いたのは、何蝉の声であったのだろうか?

緩やかな坂を上って近鉄前交差点を左折すると、「あべの筋」は「谷町筋」へと名前を変える。
四天王寺横の坂道を下り、左折して玉造筋へ入った。
森之宮駅前交差点を渡ると、大阪城公園の入口だ。(写真 02)(マップ 03)
石垣にあがり、木陰に座ると、森の上に天守閣が姿を見せている。(写真 04)
堀を渡ってきた風が涼しい。
02 森之宮大阪城公園入口 03 大阪城マップ 04 石垣で涼みながら大阪城

公園の森を抜け、第二寝屋川を渡り、大阪ビジネスパークに入る。
ビルの谷間を抜け、寝屋川を渡って右折。
寝屋川沿いの道は影がない。
汗が眼にしみる。 叶うことなら眉を樋に替えたい。
洞爺湖サミットでは、地球温暖化ガス削減の話合いがされている筈…
しかし、温暖化最大の原因は、地下にあった炭素を含んだ化石燃料を地上に取り出し、大気中に放散したこと。
撒き散らした炭素を地下に戻さない限り、温暖化は止まらないし、北極の氷が戻って来るとは思えない…
削減だけでは温暖化ペースが鈍るだけ、自然は元にもどらない… 
おためごかしの空論サミット…  でも、やった方がいい…
考え出すと余計暑苦しくなってきた。

目印のベル食品の前を過ぎたところで、小さな支流に沿って左折。
突き当たると鶴見緑地に到着だ。(マップ 05)
大芝生を横断途中、右手に「咲くやこの花館」が姿を見せる。(写真 06)
この炎天下、温室に入るか?… !!!
草原を横切り大池のほとりに出ると、対岸に国際庭園の一つ、中国の庭が見える。
見た目だけは涼しそー!(写真 07)
05 花博記念公園 鶴見緑地マップ 06 鶴見緑地、咲くやこの花館 07 大池の向こうに中国庭園
チャリンコを置き、庭園の散策に向かった。
韓国庭園(写真 08)を通って日本庭園(写真09)に出る。
緩やかな坂を少し歩くと、風車が見えてきた。(写真 10)
08 韓国の庭 09 日本庭園 10 バラ園から風車に続く道
お花畑の風車(写真 11)はなかなか感じがいい。
サルビアの見頃は8月中旬と書いてあった。
太陽から隠れたくて、鶴見新山への道に入る。(写真 12)
しかし、頂上に日陰はなく、見晴らしも周囲の木々が狭めている。
花博のときはもっと見えたのだろう。
バラの園(写真 13)を通り過ぎ、カナダの庭(写真 14)の涼しそうなベンチに座り込んだ。
11 風車の丘 12 鶴見新山への階段 13 バラ園 14 カナダの庭

水の音が心地良く響く、ぼんやり見ていた視界の隅で、石の上の亀の動きが気になった。
『腹が石につかえてもがいている。のかな?』いや、猫が顔を洗うような仕草である。
後ろ足もしっぽも動かしている。
どうやら、小うるさくまとわりつく虫を追い払っているようだ。
亀も虫がいやなんだ。
しばらくの後、水中に退散してしまった。
汗が引いたので、国際庭園の方に向かう。
途中、ウェストアジア レストハウス(写真 15)の前を通りかかった。
ジャラジャラ、ガラガラ、音がする。
一階にも、二階にも人影が見えた。
入って見ると、雀卓が三つ、将棋盤・碁盤 があちこちに一杯あって、大勢が遊んでいる!
皆さん高齢者である。
『孤独死。寂しい老人。高齢者にコミュニケーションの場を。』テレビでしょっちゅう放送される昨今、素晴らしい! 
タイの休憩所(写真 16)への階段を登ると、広場になっていた。(写真 17)
インドネシアの庭を通って道路へ。(写真 18)
ネパールの庭の前(写真19)を通って、日本庭園に通じる池に出る。
池には、魚を狙っているのか、鳥が風情豊かにたたずんでいた。(写真 20)
15 ウエストアジア レストハウス 16 タイの休憩所入口 17 タイの休憩所 18 インドネシアの庭 19 ネパールの庭 20 日本庭園の池にて

帰路はコースを変え、寝屋川沿いから淀屋橋に出て、御堂筋を南下。
通天閣通りに入った。(写真 21)
通天閣の下には、王将碑がある。(写真 22)
振り仰ぐと、通天閣の上に意外なほど青い空が広がっていた。(写真 23.)
21 通天閣通り 22 通天閣下、阪田三吉を偲ぶ王将碑 23 通天閣を下から見ると
角の店のビリケン像の横で、歓声を上げながら記念撮影をしている、若いグループを横目に見て出発。
26号線を南下、大阪で最も歴史ある(古い)、住吉公園(写真 24)に寄道。
花と水の広場(写真 25)から心字池に回る。
子供が池に入って遊んでいた。(写真 26)
24 住吉公園入口 25 住吉公園の洋風池 26 住吉公園の和風池
再び26号線に戻り、大和川を渡りしばらくして左折する。
もう帰ったのも同然で、ゆっくり歴史の香りに触れることした。
堺刃物の伝統を守る店(写真 27)、紀州街道の道標(写真 28)がある。
その街道を、今はチンチン電車が走る。(写真 29)
27 600年の伝統、堺刃物 28 紀州街道の面影 29 紀州街道の今、阪堺電車が行く 
紀州街道から、ザビエル公園に入った。
フランシスコ・ザビエル渡来400年を記念して、豪商日比屋邸跡に造られた公園だ。
「ザビエル芳躅」の碑(写真30・31)には「天文19年12月、聖ザビエル堺に上陸し、日比屋了慶の館にはいった。是れ西洋文明伝来の始で、近世日本文化はここに花と匂った」と彫られている。
格調高い気分で締めくくり、7時間あまりの小さな旅は終わった。
30 ザビエル渡来400年の記念碑 31 ザビエル公園にて
 

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2008年7月6日 雄岡山(おっこさん)・雌岡山(めっこさん)
7月6日(日)薄曇り
神戸市のはずれにある、超低山の健ハイである。
湊発7:06の電車に乗り、集合場所、新開地駅に着いたのは8:22。
参加者:一般参加者 16名、 野協メンバー 10名、 
総勢26名、9:14発小野行きに乗り、9:51緑が丘に到着。(写真 02)
02 駅前にてスタートミーティング
梅雨の晴れ間だが暑過ぎる。カンカン照りでないのがわずかな救いだ。
踏み切りを渡り、線路沿いに歩き始めたとたん、汗が噴出してくる。
池を右手に見て数分、雄岡山登山口(120m)に着いた。(写真 03)
03 雄岡山登山口
登り始めると、ますます汗の量は増える。
暑さにうんざりしたころ、頂上(241m)に着いた。
「オッ! 酒があるで!」清助さんの第一声.。(写真 04)
しかし、誰も反応する気分を持ちあわせていなかった。
頂上からの視界は瀬戸内側が申し訳程度に拓けている。(写真 05)
風はないし、蚊はいるし、皆の眼は『早よ行こ!』と訴えている。
04 帝釈天を祭る祠 05 雄岡山から瀬戸内方面の眺め
雄岡山を下りると、再びだるい舗装道路歩きになった。
金棒池(写真 06)の向かいに雌岡山登山口(150m)がある。
06 金棒池と雄岡山
なんと、登りも舗装されているではないか!
道は臭い梅林の横を登って行く。(写真 07)
07 登山道横の梅林
『頂上で昼食、ビールが飲めるぞ。』
自ら励ましながら耐えるしかない。
頂上がすぐそこに見えたとき、先頭が右へ下る道に入った。
『ありゃ!』と思った瞬間、
「頂上は真っ直ぐやで!」潤田さんがどなった。
「昼食は、裸石(らいせき)神社の御神体を拝んでからにします。」
非情な声が返ってきた。
渋々ついて行く。
まず、裸石神社御神体の彦石(写真 08)を拝んでから社(写真 09)に回った。
神社から頂上へ続く階段(写真 10)のうらめしいこと。
08 裸石神社の御神体? 09 裸石神社 10 山頂への階段
しかし、昼食の時間はやってきた。
頂上(249m)は神出(かんで)神社の境内になっている。(写真 11)
(『男女二人の神様が雌岡山に降臨し、たくさんの神をお生みになった。』との伝説から神出神社となった。そうな。)
木の間には雄岡山が、(写真 12) 展望台からは明石大橋・淡路島方面(写真 13)が拓けていた。
11 神出神社 12 雌岡山から見た雄岡山 13 雌岡山から見えない子午線を眺める
「うわぁ~! まだ解けてない!」
中山さんが悲鳴を上げた。
「ビールを凍らせたら、飲むタイミングが難しいんじゃ。」
「凍らせたら味が落ってしまうんやで。アホやなぁ!」
誰も同情しない。 トゲのある言葉を浴びせただけだった。

下りは北東方向の愛宕山(写真 14)を経由する。
14 愛宕山山頂にて
「なにぃ、これが山か!
地図でごっつい探したんやで、結局載ってへんかった。」潤田さんがぼやく。
下り終わると、あとは、志染(しじみ)駅に向けて一般道になった。
ひたすら無風の舗装道路を行く。
歩けども、歩けども、駅に近づいたという気配がしない。
トラックの運転手が、窓越しに我々一行を眺めつつ 過ぎ去って行く。
『こいつらアホちゃうか!』と言っている眼つきだった。
振り返ると、暑苦しいアスファルトの上に雌岡山が見えた。(写真 15)
15 志染駅へ向かう道から雌岡山を振り返る

「志染に着いたら、生ビール飲まんと帰らへんで!」
「ビール飲まん奴はアホや!」
止めどなく流れる汗に干からび始めた頃、志染に着いた。
アホにならないよう、憂さ晴らしの乾杯!
我慢大会を終えた気分だった。
(本日の堺での最高気温は35度でした。)

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