プロフィール

山歩屋

Author:山歩屋
天気の良い山が好きです。
天気が悪い日の山は楽しくありません。
一人山へ行きたくなったときは、天気予報を見ます。
そして 行ったり、行かなかったり…

間ノ岳の頂上で、寒さに耐えながら御来光を待ちました。
待ち焦がれた瞬間です。
朝日が山を染め始めました。
流れる雲には私の影が映っています。
暖かそうな虹の輪が、私の影を包んでいました。

間ノ岳にて

[記事年代順]
17年7月 野反湖
17年5月 釈迦ヶ岳
17年3月 宝登山
17年2月 ハクバスキー
17年1月 蔵王スキー
16年12月 高宕山
16年11月 日向山
16年9月 飯盛山
16年7月 野反湖
16年7月 霧降隠れ三滝
16年6月 黒檜山
16年5月 足利フラワーパーク
16年4月 子持山
16年2月 苗場スキー
16年2月 志賀高原
16年1月 本社ヶ丸
15年11月 大平・晃石山
15年9月 日光白根山
15年8月 蝶々誕生
15年6月 あじさい屋敷
15年6月 柴又サイクリング
15年6月 丸山(秩父)
15年4月 三ツ岩岳
15年4月高尾山花見
15年4月桜の季節
15年3月八方尾根スキー
15年2月赤倉蟹&スキー
15年2月志賀スキー
14年12月愛宕山
14年11月鍋足山
14年10月高ボッチ高原
14年10月房総の村
14年9月那須高原キャンプ
14年8月習志野花火大会
14年6月勝浦(千葉県)
14年6月 水郷ポタリング
14年5月 鳴虫山
14年5月 天城森林浴
14年4月 桃源郷
14年4月 花見川
14年3月 三毳山
14年3月 青葉の森
14年3月 志賀高原
14年2月 乗鞍高原温泉
14年2月 戸隠スキー
14年2月 袋田の滝
14年2月 苗場スキー
14年1月 美ヶ原Ⅱ
14年1月 美ヶ原Ⅰ
14年1月 竪破山
13年12月 高尾山
13年11月 大山(おおやま)
13年11月 生瀬富士と袋田滝
13年11月 青笹山
13年10月 八海山
13年10月 本栖湖キャンプ
13年9月 高川山
13年9月 西沢渓谷
13年9月 尾白川渓谷
13年8月 横尾山
13年8月 戸田花火&BBQ
13年7月 高尾山ビアマウント
13年7月 麻綿原高原
13年7月 鋸山散策
13年6月 伊豆の中心部へ
13年6月 伊豆への道中
13年5月 倉岳山・高畑山
13年5月 湯島キャンプ
13年5月 四ツ又山~鹿岳
13年5月 富士山観賞
13年4月 日光から足尾 Ⅱ
13年4月 日光から足尾 Ⅰ
13年4月 印旛沼ポタリング
13年3月 三ツ峠山
13年3月 志賀スキー
13年3月 白馬スキー
13年2月 高峰温泉雪遊びⅡ
13年2月 高峰温泉雪遊びⅠ
13年2月 野沢温泉スキー場
13年2月 宮城蔵王スキー場
13年1月 高湯温泉
13年1月 蔵王温泉スキー場
13年1月 猫魔で初滑り
12年11月 渡良瀬渓谷
12年11月 渡良瀬遊水地
12年10月 平泉
12年10月 安達太良山Ⅱ
12年10月 安達太良山Ⅰ
12年9月 乙女森キャンプ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅱ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅰ
12年8月 千葉の花火大会
12年7月 裏磐梯キャンプ
12年6月 甘利山
12年6月 赤城山
12年6月 水元公園
12年5月 渡良瀬遊水地
12年5月 金環日食
12年5月 上州三峰山
12年4月 一切経山
12年4月 近隣の桜
12年4月 吉野梅郷
12年3月 榛名外輪山
12年3月 海に続く電柱
12年3月 ハクバ
12年3月 志賀高原 Ⅱ
12年3月 志賀高原 Ⅰ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅲ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅱ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅰ
12年2月 戸隠 Ⅲ
12年2月 戸隠 Ⅱ
12年2月 戸隠 Ⅰ
12年2月 嬬恋スキー
12年1月 大山スキー
12年1月 ドイツ村Ⅱ
12年1月 ドイツ村Ⅰ
11年12月 大和葛城山
11年12月 ビール工場ツァー
11年12月 野協忘年山行
11年11月 談山神社の紅葉
11年11月 明日香の紅葉
11年11月 古城の紅葉
11年11月 堺の紅葉
11年11月 化野 念仏寺
11年11月 栂尾 高山寺
11年11月 大原 三千院
11年11月 大原 寂光院
11年11月 岳人の森Ⅱ
11年11月 岳人の森Ⅰ
11年11月 宍粟の秋
11年10月 霊山
11年10月 串柿の里
11年10月 白髪岳
11年9月 祇園北側
11年9月 物部川の滝
11年9月 四国カルストの夜明け
11年9月 四国カルストの黄昏
11年9月 八釜甌穴・姫鶴平
11年9月 中津渓谷
11年9月 仁淀川安居渓谷
11年9月 だんじり&ふとん
11年8月 東はりまキャンプ
11年8月 北山川 Ⅲ
11年8月 北山川 Ⅱ
11年8月 北山川 Ⅰ
11年8月 山陰浦富海岸
11年8月 北山川ダッキー
11年8月 古座川カヌー
11年7月 夏 徒然Ⅱ
11年7月 夏 徒然Ⅰ
11年7月 笠置山本番
11年7月 白浜ダイビング
11年6月 笠置山
11年6月 白鷺池公園花菖蒲
11年6月 山田池公園の花
11年5月 浜寺公園
11年5月 葛城山Ⅱ
11年5月 葛城山
11年5月 青山高原
11年4月 筱見キャンプⅡ
11年4月 筱見キャンプ
11年4月 吉野観桜Ⅱ
11年4月 吉野観桜Ⅰ
11年4月 須磨アルプス
11年4月 北山花見
11年3月 大阪城・鶴見緑地
11年3月 荒山公園梅林
11年3月 野沢温泉スキー
11年3月 リベンジ釈迦ヶ岳
11年2月 中山 健ハイ
11年2月 山陰から大山へ
11年2月 シャルマン火打スキー
11年1月 釈迦岳転進観音峰
11年1月 蟹&スキーIN兵庫
11年1月 裏六甲氷瀑巡り
11年1月 志賀高原スキーⅡ
11年1月 志賀高原スキー
10年12月 摩耶山ハイク
10年11月 東福寺へ
10年11月 詩仙堂へ
10年11月 実相院・曼殊院
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 箕面滝
10年11月 川湯キャンプ
10年11月 しまなみ海道 Ⅱ
10年11月 しまなみ海道へ
10年11月 高御位山
10年10月 首里城へ
10年10月 慶良間へ
10年10月 沖縄へ
10年10月 竜王山
10年10月 有馬四十八滝
10年9月 古座川キャンプⅡ
10年9月 古座川キャンプⅠ
10年9月 モンゴル料理
10年9月 猛虎会
10年9月 沖縄料理
10年9月 吉野川ラフティング
10年8月 ホルモン焼
10年8月 原不動滝キャンプ
10年8月 白浜海水浴
10年8月 鏡平へ
10年8月 三俣蓮華・双六岳
10年8月 三俣山荘への道
10年8月 黒部五郎岳へ
10年8月 太郎兵衛平へ
10年8月 木曽駒ヶ岳Ⅱ
10年7月 木曽駒ヶ岳Ⅰ
10年7月 暑気払い
10年7月 紀伊大島ダイビング
10年7月姫路セントラルパーク
10年7月白浜ダイビング
10年7月食いしん坊台湾編
10年7月吉野川キャニオニング
10年7月小歩危ラフティング
10年7月 虚空蔵山
10年7月 野宴 納涼会
10年6月 神戸森林植物園
10年6月 布引ハイク
10年6月 蛍川キャンプ
10年6月 食いしん坊韓国編
10年6月 地蔵川の梅花藻
10年6月 緑化センターの花
大峰大日岳のアケボボツツジ
10年5月 大峰大日岳の花Ⅱ
10年5月 大峰大日岳の花
10年5月 芦屋川地獄谷
10年5月 立山夏スキーⅣ
10年5月 立山夏スキーⅢ
10年5月 立山夏スキーⅡ
10年5月 立山夏スキーⅠ
10年5月 大阪 渡船場巡り
10年5月 御嶽山スキー
10年4月 馬籠宿・妻籠宿
10年4月 明治村散策
10年4月 伏見名水巡り
10年4月 金剛山
10年4月 雲山峰
10年4月 甲山ツツジ゙と桜
10年4月 千苅ダム・大岩岳
10年4月 大阪城公園花見
10年3月 再カラアゲマウンテン
10年3月 堺ポタリング
10年3月 赤倉合流スキーⅡ
10年3月 赤倉合流スキー
10年3月 野沢温泉スキー
10年3月 志賀スキー
10年2月 六甲荒地山
10年2月 南部梅林
10年2月シャルマン火打スキーⅡ
10年2月シャルマン火打スキーⅠ
10年2月ハチ北スキー&かに
10年1月 マキノ高原ハイク
10年1月 蓬莱山ハイク
10年1月 平日スキー東鉢
10年1月 前山から明神平
10年1月 白いフアンタジィ
10年1月 雪中ハイク前山ヘ
10年1月 樹氷ハイク明神平ヘ
10年1月 続ハクバの遊び
10年1月 ハクバで雪遊び
10年1月 東京ドームシティ イルミ
09年12月 初滑り 勝山
09年12月 カラアゲマウンテン
09年12月 ODK二つの行事
09年12月 六甲と道草
09年12月 六甲忘年山行
09年12月 局ヶ岳
09年11月 長老ヶ岳
09年11月 晩秋紅葉 勧修寺
09年11月 晩秋紅葉 永観堂
09年11月 晩秋紅葉 天満宮
09年11月 晩秋紅葉 嵯峨野
09年11月 晩秋紅葉 嵐山
09年11月 ミステリーキャンプ
09年11月 笹ヶ峰へ
09年11月 笹ヶ峰への道
09年11月 グアムでダイビング
09年11月 グアムで講習
09年11月 あけぼの平への道
09年10月 モダン焼と紅葉
09年10月 余呉キャンプ
09年10月 ゴロゴロ岳
09年10月 下ノ廊下
09年10月 浄土山から黒部湖
09年10月 室堂へ
09年10月 伊吹山頂上へ
09年10月 伊吹山へ
09年09月 赤石岳へ
09年09月 悪沢岳へ
09年09月 千枚小屋へ
09年09月 鷲峰山
09年09月 観音峰・稲村ヶ岳
09年09月 古光山・赤目渓谷
09年08月 大江山キャンプ
09年08月 堺の夜景
09年08月 堺の日没
09年08月 蓮華岳を過ぎて
09年08月 蓮華岳へ
09年08月 針ノ木岳の朝
09年08月 針ノ木峠へ
09年08月 池木屋山
09年08月 堺の思いでⅤ街
09年08月 堺の思いでⅣ春
09年08月 堺の思いでⅢ冬
09年08月 堺の思いでⅡ秋
09年08月 堺の思いでⅠ夏
09年07月 尼崎レクカーニバル
09年07月 四万十川
09年07月 芦屋の海で
09年07月 公園の花
09年07月 蓮と自戒
09年07月 健ハイ中山
09年07月 蝶の温室
09年06月 宇治と納涼会
09年06月 三室戸寺
09年06月 六甲ヤマアジサイ
09年06月 赤いシチダンカ
09年06月 六甲水面の花
09年06月 布引の百選紀行
09年06月 白鷺公園花菖蒲
09年06月 賤ヶ岳ハイク
09年06月 ほたる川BBQ
09年06月 反省の孔雀岳
09年05月 阿蘇からの帰り
09年05月 荒涼たる山の彼方
09年05月 阿蘇のスケール
09年05月 由布岳の花園
09年05月 荒野の花園
09年05月 御在所岳の花
09年05月 高野山の彩り
09年05月 赤石山系
09年05月 天狗塚
09年04月 春の聖パートⅠ
09年05月 春の聖パートⅡ
09年04月 吉野の桜
09年04月 広田神社ツツジ
09年04月 北山貯水池花見
09年04月 大和路 宇陀
09年03月 栂池スキー
09年03月 霊仙山
09年03月 三峰・学能堂山
09年03月 薊岳・明神平
09年02月 府庁山
09年02月 妙高市民スキー
09年02月 ハチ・ハチ北スキー
09年01月 奥美濃スキー
09年01月 八犬伝の富山
08年11月 摩耶山の紅葉
08年11月 新雪の大普賢岳
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅰ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅱ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅲ
08年10月 本白根・横手
08年10月 仙人温泉へ Ⅰ
08年10月 仙人温泉へ Ⅱ
08年10月 仙人温泉へ Ⅲ
08年10月 仙人温泉へ Ⅳ
08年10月 八淵滝・武奈ヶ岳
08年9月 平城宮と奈良
08年9月 六甲ロックガーデン
08年8月 水晶への山旅Ⅰ
08年8月 水晶への山旅Ⅱ
08年8月 水晶への山旅Ⅲ
08年8月 水晶への山旅Ⅳ
08年8月 御嶽山
08年7月  釈迦ヶ岳
08年7月 堺~鶴見緑地
08年7月 雄岡山・雌岡山
08年6月 立山サマースキー
08年5月 岩湧山
08年4月 春の黒部五郎岳
08年4月 竜門山
08年4月 山上ヶ岳
08年3月 愛宕山(京都)
08年3月 野協春スキー
08年3月 志賀スキー
08年2月 ハクバスキー
08年01月 岩戸山・十国峠 
07年11月 牛滝山紅葉狩り 
07年 11月10日 剣山 
07年11月 大崩山 
07年10月 越百山・南駒ケ岳・空木岳 
07年9月 御手洗渓谷 
07年8月 五色ヶ原・薬師岳 
07年7月 札幌出張の余得 
07年5月 犬鳴山~和泉葛城
07年4月 弥山谷・八経ヶ岳 
07年4月 三嶺と屯鶴峯 
07年1月 曾爾高原 
06年12月 金勝アルプス 
06年11月 韓国・高千穂峰 
06年10月 祖母山 
06年8月 日本最低峰二峰
06年7月 焼岳 
06年5月 春の双六岳
06年4月 九重連山 
06年1月 ハチ北スキー 
05年10月 岩殿山送別山行 
05年9月 平標山 
05年7月 常念岳・燕岳 
05年7月 姫神岩手早池峰 
05年6月 巻機山 
05年6月 雷鳥沢スキー 
05年5月 三斗小屋温泉へ 
05年5月 日留賀岳 
05年4月 春の乗鞍岳 
05年4月 鹿岳・四ツ又山 
04年11月 養老渓谷
04年10月 高原山
04年9月 四阿山・根子岳
04年4月 春の燕~木無里 
04年3月 鳴虫山 
04年3月 丹沢なごり雪 
04年1月 黒斑山
03年12月 日向山
03年9月 蔵王・月山
03年9月 編笠山
03年8月 男体山
03年6月 上州武尊山
03年6月 那須茶臼・南月山
03年5月 両神山
03年5月 春の唐松・雨飾
03年1月 高峰高原
02年12月 本社ヶ丸
02年11月 初冬の栗沢山 
02年10月 那須大白森山
02年10月 鳥海山・月山 
02年7月 五色ヶ原
02年5月 金峰山・瑞牆山 
02年5月 春の蝶ヶ岳 
02年4月 春の鳳凰三山 
01年10月 木曽駒・雨飾山 
00年4月 越百山~南駒ケ岳
99年10月 妙高山 
99年4月 春の穂高岳 
98年4月 春の内蔵助平 
95年10月 八ヶ岳

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山を歩けば
楽しいことが好きです。   「ワイワイ遊ぶこと」=「幸せ」が私の基本です。                  膝の手術をしてから山へ行くことが少なくなって・・・ でも名前は温存しています。             「習志野山歩会」「関東アウトドアクラブ」所属。興味ある方 左下のリンクからどうぞ。
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雷鳥沢スキー(2005年6月野協)
雷鳥沢スキー
週間天気の無残な予報に意気消沈。
そぼ降る雨の池袋から、富山行夜行バスに乗って今回の旅はスタートした。

6月3日
富山には午前6時前に到着。晴れているではないか!
富山発午前6時33分の富山地鉄に乗込む。
市街地を抜けると剣が見える。
『天気の良い内に室堂に着きたい。』はやる気持ちに電車は応えてくれない。
美女平から室堂行のバスに乗ったのは8時40分になっていた。
バスは、滝見台で一旦停止する。見ると幻のハンノキ滝(落差500m)が雪解け水を得て称名滝(落差350m)と白い巨大なV字を作っている。

称名滝とハンノキ滝

弥陀ヶ原に入ると、周りの山々が雪を抱いて一段と間近に姿を現す。
わくわくしてくる。
薬師岳がまず眼を引く。
車窓から薬師岳

緑の高原はやがて白い高原に装いをかえた。
車窓から天狗山方面

道がカーブするたびにカメラを持ってバスの中を右に左に移動する。
車窓から鍬崎山

剣が姿を現し、雪の大谷を過ぎれば室堂到着だ。
車窓から剣岳 車窓剣岳2

屋上に出て、スキーをカバーから出し、ザックに装着しつつ携帯電話を見ると、着信履歴に潤さんの名前が出ていた。
早速折り返し電話をするが、圏外になっているらしい。
念のため、竹さんにかけると、出てきた。
「ただ今室堂に着きました。そちらは立山連峰ロッジに着いてるんですか?」「いや、荷物が重うて、まだ途中で休憩してるとこや。」
「では、これから追いかけます。」
みくりが池を過ぎ、右へカーブすると、「オーイ!」と声がする。
眼をやると、雷鳥荘の横のベンチで竹さん、潤さん、居さん、高さん4人が手を振っている。こちらも手を振り返し、スピードを上げる。
「久しぶりー。」ここで、先行していた尼崎メンバーと合流。
5人で立山連峰ロッジに向かった。
空いているので、窓から立山連峰が一望できる眺めの良い部屋に通された。
ロッジ立山連峰から雷鳥沢 ロッジ立山連峰から立山連峰

ロッジでしばしくつろぐ。昼食後、スキーとブーツを担いで、剣御前(2,750m)を目指す。
ロッジからは称名川へ向けて少しくだり(2,250m)、沢を越えてから登りになる。
「雷鳥沢の登り」というが、沢を登るわけではない。
登るにしたがって、景色はなぜか気持ち良く変化する。
一ノ越・浄土山方面は、素晴らしいゲレンデのように見える。
雷鳥沢から一ノ越・浄土山1 一ノ越の向こうに見える山は?

先頭を潤さんが行く。ステップを切りながらなのに早い。
左足が効き足なのか、左のステップは段差が大きい。右が効き足の者には迷惑なこと。
しかし、いつも出張で忙しいと言っているのに、この馬力の元はなんだろう?
「私は温泉に入りに来た。途中で止めるかも知れんから、気にせんと先に行って。」と言っていた居さんは、始めから遅れながらも剣御前まで登ってしまった。
全員が到着するまで、剣は姿を見せて待っていてくれた。
剣御前から剣1 剣御前から剣2

剣沢へ向けて誘うように、きれいな雪面が続いている。
しかし、我々は剣に背を向け、弥陀ヶ原を見ながら下るのだ。
ブーツに履き替え、板をセットしている間に、スキーを持って来なかった居さんが尻セードで先に行く。
居さんは真っすぐ雷鳥沢を下って行くが、スキー組は広い尾根に移動して下る。
現在のところ、立山を独占。視界の中では、れわれが唯一のスキーヤーだ。
2時間かけ、喘いで登ったゲレンデも、スキーで降りるとあっけない。
立山連峰ロッジへは20mほどの登りになる。
皆ロッジへ直行するが、一人、雷鳥荘下のスキーロープを経験してみたくて別行動。
板を着けたまま、ワイヤーロープに金具を掛け、引き上げてもらう。
上からロッジへ滑って到着だ。
宿の客は我々だけだった。
浴場は新築した と言うだけに、きれいな展望風呂になっている。
かけ流しの湯に浸かり、伸びをすると疲れが抜けていくようだ。
窓を開けると、ほてった顔を冷たい風がなでていく。

6月4日
目覚めて窓を開ける。立山方向は厚い雲。
相談の結果、「奥大日が見えているので、室堂乗越へ行って、コーヒーでも飲もう。」ということになった。
全員歩きで向かう。奥大日が流れる雲に、隠れたり 見えたり、を繰り返している。
尾根に出て、室堂乗越に下る手前。夏道の一部が露出しているコブ状のところに陣を張った。奥大日が間近に見える。
「湯を沸かそう。」とまずガスを出す。次に、
「バーナーっと?」
「バーナーっと?」
「あれっ!」
「バーナーがない。」
皆が一斉に「えーっ!」とこちらを見る。
「ごめ~ん。」と言ったとたん。バラバラと大粒のあられが降ってきた。
「こりゃ あかんでー。宿へ戻ろー!」即座に退却開始。
雷の音が近づいて来る。
雪上を降りるのは皆早い。
あっという間に宿に帰り着く。
部屋に入るとすぐに激しい雷雨となった。
残した荷物の陰にバーナーは転がっていた。
雨の宿でやることは決まっている。
温泉に入っては酒盛りだ。
温泉が好きなものは良いよな。別段好きでもないのに、『そんなに何べんもはいれるかー!』

6月5日
朝一番に窓を開ける。快晴だ。
5時半、「朝飯前に滑ろう!」となって、潤さん、高さんと3人で板を担いで出発。
足は始めからスキーブーツだ。
バックルさえ緩めてあれば、登るのに不便はない。むしろ担がない方が楽だ。
剣御前手前に急登がある。その手前で折り返すことにした。
浄土山の右に薬師が見えている。
雷鳥沢から浄土山・薬師
奥大日岳も良く見える、下界の富山の街は雲の下のようだ。
雷鳥沢から奥大日岳 雷鳥沢から立山連峰2

昨日の雨でなめしたような雪面にシェプールを描く。
爽快な気分で朝食が旨い。
一風呂浴びて帰り支度に取り掛かる。
帰路は地獄谷を通ることにした。
宿の人に、「最近ガス(有毒)の噴出量が多いので、くれぐれも注意して下さい。」と言われた。
地獄谷を歩くのは、実に、33年振り。
潤さんが「あそこが房治荘のあったとこや。」という『そう、そう、33年前そこに泊まった。』ロッジ立山連峰の兄さん二人がやって来て、一緒に飲んだことを思い出す。
地獄谷 地獄谷と奥大日
みくりが池への分岐に着いた。
後続を待つことにした。
高さんが噴気塔の近くでゆっくり写真を撮っている。
風向きが変わってガスがこちらを襲ってきた。
場所をズラして高さんを待つ。
ゆっくりやって来た高さんに「待ってんのに、早う来んかー。」
「あら~、ガスが来るのに待ってるなんて、先に行って下されば良いのに。」
「ガスで分岐を見落としたらあかんやろ思て、待っとったんやないかー!」
てな会話もはずんでみくりが池への登りにかかる。
地獄谷の噴気の影響か?雪はザクザク、高度差80mのきつかったこと。
バスに乗って、雲海を上から下に突き抜け下界を目指す。

富山に着いて下山祝い。白えびを肴に「かんぱーい。」
ビールが旨かったことは言うまでもない。

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