プロフィール

山歩屋

Author:山歩屋
天気の良い山が好きです。
天気が悪い日の山は楽しくありません。
一人山へ行きたくなったときは、天気予報を見ます。
そして 行ったり、行かなかったり…

間ノ岳の頂上で、寒さに耐えながら御来光を待ちました。
待ち焦がれた瞬間です。
朝日が山を染め始めました。
流れる雲には私の影が映っています。
暖かそうな虹の輪が、私の影を包んでいました。

間ノ岳にて

[記事年代順]
17年7月 野反湖
17年5月 釈迦ヶ岳
17年3月 宝登山
17年2月 ハクバスキー
17年1月 蔵王スキー
16年12月 高宕山
16年11月 日向山
16年9月 飯盛山
16年7月 野反湖
16年7月 霧降隠れ三滝
16年6月 黒檜山
16年5月 足利フラワーパーク
16年4月 子持山
16年2月 苗場スキー
16年2月 志賀高原
16年1月 本社ヶ丸
15年11月 大平・晃石山
15年9月 日光白根山
15年8月 蝶々誕生
15年6月 あじさい屋敷
15年6月 柴又サイクリング
15年6月 丸山(秩父)
15年4月 三ツ岩岳
15年4月高尾山花見
15年4月桜の季節
15年3月八方尾根スキー
15年2月赤倉蟹&スキー
15年2月志賀スキー
14年12月愛宕山
14年11月鍋足山
14年10月高ボッチ高原
14年10月房総の村
14年9月那須高原キャンプ
14年8月習志野花火大会
14年6月勝浦(千葉県)
14年6月 水郷ポタリング
14年5月 鳴虫山
14年5月 天城森林浴
14年4月 桃源郷
14年4月 花見川
14年3月 三毳山
14年3月 青葉の森
14年3月 志賀高原
14年2月 乗鞍高原温泉
14年2月 戸隠スキー
14年2月 袋田の滝
14年2月 苗場スキー
14年1月 美ヶ原Ⅱ
14年1月 美ヶ原Ⅰ
14年1月 竪破山
13年12月 高尾山
13年11月 大山(おおやま)
13年11月 生瀬富士と袋田滝
13年11月 青笹山
13年10月 八海山
13年10月 本栖湖キャンプ
13年9月 高川山
13年9月 西沢渓谷
13年9月 尾白川渓谷
13年8月 横尾山
13年8月 戸田花火&BBQ
13年7月 高尾山ビアマウント
13年7月 麻綿原高原
13年7月 鋸山散策
13年6月 伊豆の中心部へ
13年6月 伊豆への道中
13年5月 倉岳山・高畑山
13年5月 湯島キャンプ
13年5月 四ツ又山~鹿岳
13年5月 富士山観賞
13年4月 日光から足尾 Ⅱ
13年4月 日光から足尾 Ⅰ
13年4月 印旛沼ポタリング
13年3月 三ツ峠山
13年3月 志賀スキー
13年3月 白馬スキー
13年2月 高峰温泉雪遊びⅡ
13年2月 高峰温泉雪遊びⅠ
13年2月 野沢温泉スキー場
13年2月 宮城蔵王スキー場
13年1月 高湯温泉
13年1月 蔵王温泉スキー場
13年1月 猫魔で初滑り
12年11月 渡良瀬渓谷
12年11月 渡良瀬遊水地
12年10月 平泉
12年10月 安達太良山Ⅱ
12年10月 安達太良山Ⅰ
12年9月 乙女森キャンプ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅱ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅰ
12年8月 千葉の花火大会
12年7月 裏磐梯キャンプ
12年6月 甘利山
12年6月 赤城山
12年6月 水元公園
12年5月 渡良瀬遊水地
12年5月 金環日食
12年5月 上州三峰山
12年4月 一切経山
12年4月 近隣の桜
12年4月 吉野梅郷
12年3月 榛名外輪山
12年3月 海に続く電柱
12年3月 ハクバ
12年3月 志賀高原 Ⅱ
12年3月 志賀高原 Ⅰ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅲ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅱ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅰ
12年2月 戸隠 Ⅲ
12年2月 戸隠 Ⅱ
12年2月 戸隠 Ⅰ
12年2月 嬬恋スキー
12年1月 大山スキー
12年1月 ドイツ村Ⅱ
12年1月 ドイツ村Ⅰ
11年12月 大和葛城山
11年12月 ビール工場ツァー
11年12月 野協忘年山行
11年11月 談山神社の紅葉
11年11月 明日香の紅葉
11年11月 古城の紅葉
11年11月 堺の紅葉
11年11月 化野 念仏寺
11年11月 栂尾 高山寺
11年11月 大原 三千院
11年11月 大原 寂光院
11年11月 岳人の森Ⅱ
11年11月 岳人の森Ⅰ
11年11月 宍粟の秋
11年10月 霊山
11年10月 串柿の里
11年10月 白髪岳
11年9月 祇園北側
11年9月 物部川の滝
11年9月 四国カルストの夜明け
11年9月 四国カルストの黄昏
11年9月 八釜甌穴・姫鶴平
11年9月 中津渓谷
11年9月 仁淀川安居渓谷
11年9月 だんじり&ふとん
11年8月 東はりまキャンプ
11年8月 北山川 Ⅲ
11年8月 北山川 Ⅱ
11年8月 北山川 Ⅰ
11年8月 山陰浦富海岸
11年8月 北山川ダッキー
11年8月 古座川カヌー
11年7月 夏 徒然Ⅱ
11年7月 夏 徒然Ⅰ
11年7月 笠置山本番
11年7月 白浜ダイビング
11年6月 笠置山
11年6月 白鷺池公園花菖蒲
11年6月 山田池公園の花
11年5月 浜寺公園
11年5月 葛城山Ⅱ
11年5月 葛城山
11年5月 青山高原
11年4月 筱見キャンプⅡ
11年4月 筱見キャンプ
11年4月 吉野観桜Ⅱ
11年4月 吉野観桜Ⅰ
11年4月 須磨アルプス
11年4月 北山花見
11年3月 大阪城・鶴見緑地
11年3月 荒山公園梅林
11年3月 野沢温泉スキー
11年3月 リベンジ釈迦ヶ岳
11年2月 中山 健ハイ
11年2月 山陰から大山へ
11年2月 シャルマン火打スキー
11年1月 釈迦岳転進観音峰
11年1月 蟹&スキーIN兵庫
11年1月 裏六甲氷瀑巡り
11年1月 志賀高原スキーⅡ
11年1月 志賀高原スキー
10年12月 摩耶山ハイク
10年11月 東福寺へ
10年11月 詩仙堂へ
10年11月 実相院・曼殊院
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 箕面滝
10年11月 川湯キャンプ
10年11月 しまなみ海道 Ⅱ
10年11月 しまなみ海道へ
10年11月 高御位山
10年10月 首里城へ
10年10月 慶良間へ
10年10月 沖縄へ
10年10月 竜王山
10年10月 有馬四十八滝
10年9月 古座川キャンプⅡ
10年9月 古座川キャンプⅠ
10年9月 モンゴル料理
10年9月 猛虎会
10年9月 沖縄料理
10年9月 吉野川ラフティング
10年8月 ホルモン焼
10年8月 原不動滝キャンプ
10年8月 白浜海水浴
10年8月 鏡平へ
10年8月 三俣蓮華・双六岳
10年8月 三俣山荘への道
10年8月 黒部五郎岳へ
10年8月 太郎兵衛平へ
10年8月 木曽駒ヶ岳Ⅱ
10年7月 木曽駒ヶ岳Ⅰ
10年7月 暑気払い
10年7月 紀伊大島ダイビング
10年7月姫路セントラルパーク
10年7月白浜ダイビング
10年7月食いしん坊台湾編
10年7月吉野川キャニオニング
10年7月小歩危ラフティング
10年7月 虚空蔵山
10年7月 野宴 納涼会
10年6月 神戸森林植物園
10年6月 布引ハイク
10年6月 蛍川キャンプ
10年6月 食いしん坊韓国編
10年6月 地蔵川の梅花藻
10年6月 緑化センターの花
大峰大日岳のアケボボツツジ
10年5月 大峰大日岳の花Ⅱ
10年5月 大峰大日岳の花
10年5月 芦屋川地獄谷
10年5月 立山夏スキーⅣ
10年5月 立山夏スキーⅢ
10年5月 立山夏スキーⅡ
10年5月 立山夏スキーⅠ
10年5月 大阪 渡船場巡り
10年5月 御嶽山スキー
10年4月 馬籠宿・妻籠宿
10年4月 明治村散策
10年4月 伏見名水巡り
10年4月 金剛山
10年4月 雲山峰
10年4月 甲山ツツジ゙と桜
10年4月 千苅ダム・大岩岳
10年4月 大阪城公園花見
10年3月 再カラアゲマウンテン
10年3月 堺ポタリング
10年3月 赤倉合流スキーⅡ
10年3月 赤倉合流スキー
10年3月 野沢温泉スキー
10年3月 志賀スキー
10年2月 六甲荒地山
10年2月 南部梅林
10年2月シャルマン火打スキーⅡ
10年2月シャルマン火打スキーⅠ
10年2月ハチ北スキー&かに
10年1月 マキノ高原ハイク
10年1月 蓬莱山ハイク
10年1月 平日スキー東鉢
10年1月 前山から明神平
10年1月 白いフアンタジィ
10年1月 雪中ハイク前山ヘ
10年1月 樹氷ハイク明神平ヘ
10年1月 続ハクバの遊び
10年1月 ハクバで雪遊び
10年1月 東京ドームシティ イルミ
09年12月 初滑り 勝山
09年12月 カラアゲマウンテン
09年12月 ODK二つの行事
09年12月 六甲と道草
09年12月 六甲忘年山行
09年12月 局ヶ岳
09年11月 長老ヶ岳
09年11月 晩秋紅葉 勧修寺
09年11月 晩秋紅葉 永観堂
09年11月 晩秋紅葉 天満宮
09年11月 晩秋紅葉 嵯峨野
09年11月 晩秋紅葉 嵐山
09年11月 ミステリーキャンプ
09年11月 笹ヶ峰へ
09年11月 笹ヶ峰への道
09年11月 グアムでダイビング
09年11月 グアムで講習
09年11月 あけぼの平への道
09年10月 モダン焼と紅葉
09年10月 余呉キャンプ
09年10月 ゴロゴロ岳
09年10月 下ノ廊下
09年10月 浄土山から黒部湖
09年10月 室堂へ
09年10月 伊吹山頂上へ
09年10月 伊吹山へ
09年09月 赤石岳へ
09年09月 悪沢岳へ
09年09月 千枚小屋へ
09年09月 鷲峰山
09年09月 観音峰・稲村ヶ岳
09年09月 古光山・赤目渓谷
09年08月 大江山キャンプ
09年08月 堺の夜景
09年08月 堺の日没
09年08月 蓮華岳を過ぎて
09年08月 蓮華岳へ
09年08月 針ノ木岳の朝
09年08月 針ノ木峠へ
09年08月 池木屋山
09年08月 堺の思いでⅤ街
09年08月 堺の思いでⅣ春
09年08月 堺の思いでⅢ冬
09年08月 堺の思いでⅡ秋
09年08月 堺の思いでⅠ夏
09年07月 尼崎レクカーニバル
09年07月 四万十川
09年07月 芦屋の海で
09年07月 公園の花
09年07月 蓮と自戒
09年07月 健ハイ中山
09年07月 蝶の温室
09年06月 宇治と納涼会
09年06月 三室戸寺
09年06月 六甲ヤマアジサイ
09年06月 赤いシチダンカ
09年06月 六甲水面の花
09年06月 布引の百選紀行
09年06月 白鷺公園花菖蒲
09年06月 賤ヶ岳ハイク
09年06月 ほたる川BBQ
09年06月 反省の孔雀岳
09年05月 阿蘇からの帰り
09年05月 荒涼たる山の彼方
09年05月 阿蘇のスケール
09年05月 由布岳の花園
09年05月 荒野の花園
09年05月 御在所岳の花
09年05月 高野山の彩り
09年05月 赤石山系
09年05月 天狗塚
09年04月 春の聖パートⅠ
09年05月 春の聖パートⅡ
09年04月 吉野の桜
09年04月 広田神社ツツジ
09年04月 北山貯水池花見
09年04月 大和路 宇陀
09年03月 栂池スキー
09年03月 霊仙山
09年03月 三峰・学能堂山
09年03月 薊岳・明神平
09年02月 府庁山
09年02月 妙高市民スキー
09年02月 ハチ・ハチ北スキー
09年01月 奥美濃スキー
09年01月 八犬伝の富山
08年11月 摩耶山の紅葉
08年11月 新雪の大普賢岳
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅰ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅱ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅲ
08年10月 本白根・横手
08年10月 仙人温泉へ Ⅰ
08年10月 仙人温泉へ Ⅱ
08年10月 仙人温泉へ Ⅲ
08年10月 仙人温泉へ Ⅳ
08年10月 八淵滝・武奈ヶ岳
08年9月 平城宮と奈良
08年9月 六甲ロックガーデン
08年8月 水晶への山旅Ⅰ
08年8月 水晶への山旅Ⅱ
08年8月 水晶への山旅Ⅲ
08年8月 水晶への山旅Ⅳ
08年8月 御嶽山
08年7月  釈迦ヶ岳
08年7月 堺~鶴見緑地
08年7月 雄岡山・雌岡山
08年6月 立山サマースキー
08年5月 岩湧山
08年4月 春の黒部五郎岳
08年4月 竜門山
08年4月 山上ヶ岳
08年3月 愛宕山(京都)
08年3月 野協春スキー
08年3月 志賀スキー
08年2月 ハクバスキー
08年01月 岩戸山・十国峠 
07年11月 牛滝山紅葉狩り 
07年 11月10日 剣山 
07年11月 大崩山 
07年10月 越百山・南駒ケ岳・空木岳 
07年9月 御手洗渓谷 
07年8月 五色ヶ原・薬師岳 
07年7月 札幌出張の余得 
07年5月 犬鳴山~和泉葛城
07年4月 弥山谷・八経ヶ岳 
07年4月 三嶺と屯鶴峯 
07年1月 曾爾高原 
06年12月 金勝アルプス 
06年11月 韓国・高千穂峰 
06年10月 祖母山 
06年8月 日本最低峰二峰
06年7月 焼岳 
06年5月 春の双六岳
06年4月 九重連山 
06年1月 ハチ北スキー 
05年10月 岩殿山送別山行 
05年9月 平標山 
05年7月 常念岳・燕岳 
05年7月 姫神岩手早池峰 
05年6月 巻機山 
05年6月 雷鳥沢スキー 
05年5月 三斗小屋温泉へ 
05年5月 日留賀岳 
05年4月 春の乗鞍岳 
05年4月 鹿岳・四ツ又山 
04年11月 養老渓谷
04年10月 高原山
04年9月 四阿山・根子岳
04年4月 春の燕~木無里 
04年3月 鳴虫山 
04年3月 丹沢なごり雪 
04年1月 黒斑山
03年12月 日向山
03年9月 蔵王・月山
03年9月 編笠山
03年8月 男体山
03年6月 上州武尊山
03年6月 那須茶臼・南月山
03年5月 両神山
03年5月 春の唐松・雨飾
03年1月 高峰高原
02年12月 本社ヶ丸
02年11月 初冬の栗沢山 
02年10月 那須大白森山
02年10月 鳥海山・月山 
02年7月 五色ヶ原
02年5月 金峰山・瑞牆山 
02年5月 春の蝶ヶ岳 
02年4月 春の鳳凰三山 
01年10月 木曽駒・雨飾山 
00年4月 越百山~南駒ケ岳
99年10月 妙高山 
99年4月 春の穂高岳 
98年4月 春の内蔵助平 
95年10月 八ヶ岳

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山を歩けば
楽しいことが好きです。   「ワイワイ遊ぶこと」=「幸せ」が私の基本です。                  膝の手術をしてから山へ行くことが少なくなって・・・ でも名前は温存しています。             「習志野山歩会」「関東アウトドアクラブ」所属。興味ある方 左下のリンクからどうぞ。
弥山川遡行~八経ヶ岳
2007年4月28・29日 弥山川遡行・八経ヶ岳 山行録
今年のGWは4/28~30日を山行に使おうと決めていた。
ところが、この五日間、週間天気予報が目まぐるしく変わった。
もともと薬師岳へ行きたかったわけだが、富山地方の4/28~30日の天気予報が芳しくないため、弥山川遡行・八経ヶ岳にしよう、と考えていた。
その後、天気予報が好転、4/28~5/1日で薬師岳・黒部五郎へと期待が膨らんだこともあった。
またも天気予報が変わって、結局、弥山川遡行・八経ヶ岳に落ち着いた。
45年前、中学生のとき、兄二人が連れて行ってくれた懐かしのルートである。
ルート

4月28日(土)晴のち曇り:熊渡→弥山川→狼平
堺発5時、弥山川遡行の出発点「熊渡」目指す。
奈良県南部、国道309号線に入ると、離合もままならない細い道や、拡幅された新しい道が交互に現れる。
最後に長いトンネルを抜けると、唐突に天川村の中心に飛び出した。
T字路を左折、渓谷沿いのやせ細った309号線をしばらく進むと熊渡に到着する。6時30分だった。
既に、車が3台駐車しており、3人が準備をしていた。
7時に歩き始めた。
ルートは林道で始まる。
林道入口に「熊出没注意」 真新しい警告板が目を引く。
林道歩きは30分ほどで終わる、白川八丁への分岐に着いた。
「…桟橋崩壊のため通行止め」といった黄地に赤字のケバケバシイ警告と共に、木を横に渡して とうせんぼ してあった。
『これを見た以上、後はすべて私の責任です。』 左へ少し下り、白川八丁に出た。(写真:01)
01白川八丁
45年前、近鉄吉野線で「下市口」へ、そこからは延々とバスに揺られ、下車したのは、御手洗渓谷の入口辺りか?
白川八丁に至るまでに、いやになるくらい歩いた。 という記憶が残っている。

石を敷き詰めた河原を30分ほど歩くとガマ滝に出た。
滝壺に、エメラルドグリーンの綺麗な水を湛えている。(写真:02)
02ガマ滝
いつも思うこと『紀伊の山の水は何故エメラルドグリーン色をしているのか?』
非常に綺麗な色だが、水色の澄明感がない。
一服していると3人がやってきた。単独行と2人連れだった。
「お先に。」右岸の真新しい階段を登る。
少し行くと通行止めの原因「崩壊した桟橋」があった。
落石にやられたのか、変形して倒れている。
しかし、その横が通行可能であり、危険なことはない。(そこから先のまともなルートの方がよっぽど危険に満ちていた。)
ルートは川を右に左に渡り返し上流へ向かう。
左岸のルート上に、鹿が内臓を抉られて倒れていた。『かわいそうに、熊にやられたんだ。』
手を合わせて進む。
『高巻いたときに見逃したか?』と思われた頃、一ノ滝・二ノ滝が現れた。(写真:03)
03一ノ滝・二ノ滝
ガマの滝のすぐ上流にあるような気がしていたが、1時間以上離れていた。
『今日は45年前と同じ河原小屋に泊まってみようかな。』と思って来ていた。
時間はたっぷりある。
陽の注ぐ大きな岩の上であり、目の前に一ノ滝・二ノ滝が飛沫を上げて落ちている。休憩するには絶好の場所だ。
菓子を摘まんだり、写真を撮ったり、のんびりしていると新手の二人連れがやってきた。
「今日は」ザックを下ろしながら彼らも休憩する。
「今日はどちらに泊まりですか?」
「45年前河原小屋に泊まったんだけど、懐かしいのでそこにしようかなと思ってるところ。」
「河原小屋は近過ぎますよ。狼平にされた方が良いですよ。小屋もきれいだし…
昔、双門の滝の下へ行くルートがあったと聞いたことがあるんですけど、45年前に来られたのなら、そのコースを歩いたんじゃないですか?」
「よく憶えてないなぁ。滝の落ち口の岩に腹這いになって、顔だけだして下をのぞいたことは憶えてるけど…」
「そうですか、あの滝を一度下から見上げてみたいんですけどねぇー。」
弥山川だけを日帰りする、という彼らは先を急いで出発していった。
ゆっくり休憩して後、吊り橋から滝を振返り写真を撮っていると、ガマ滝に後からやってきた若い二人連れが見えた。
吊り橋を過ぎ、登りに差し掛かった日当たりの良い斜面にタラの木が数本生えていた。
『今夜の鍋に入れよう。』と収穫していると、二人連れが挨拶して先に行く。
そこから急登が始まった。双門の滝を延々と高巻くルートが始まったのだ。
右下に見え隠れする滝を見た後、ズルズル滑りそうな急斜面を、木の根や岩をつかみながら上りきった。
そこで二人が休憩している。
「うわぁ、すごい梯子!」
「あれを見て休憩を入れたんですよ。」
「気持ちわかりますねー!… では、お先に。」
そこからは、梯子登りがとめど無く続く。
高度が上がると、左右はすっぽり切れ落ちてくる、見晴らしが良くなって来た。
急斜度の岩稜を梯子と鎖頼みの登りが続く。(写真:04)
04鎖付き
周りの木がなければ、高度感に手がこわばりそうだ。
振り向くと、稲村ヶ岳の奇妙な姿が目に入る。(写真:05)
05稲村ヶ岳
梯子の急登が一服したところで休憩、ほどなく二人連れが登ってきた。
「すごい梯子攻撃でしたね!」と言いながら先へ行った。
一息ついて 後を追う、下り気味に数十メートル行くと仙人前テラスに着いた。
二人はそこで休憩していた。
そこからの「双門ノ滝」・「仙人」の大絶壁の眺めは、45年前と間違いなく同じだった。(写真:06)
06双門の滝
しかし、テラスに至る過程が、梯子の連続だったという記憶はない。
一ノ滝で出会った二人連れの話しを聞いたからか、なんとなく、沢筋からテラスに登って来たような気がした。

「仙人の絶壁をクライミングしていた、なんて話聞いたことがないねぇ。」
「近づくのが大変なんじゃないですか。」 …
地図を見ていた一人が「この登りさえ乗り越えたら、水平な道が続きますよ。」
と明るい声を残して二人は出発して行った。
滝や絶壁をうまく写そうと時間をかけて写真を撮る。しかし、仙人の大岩壁はでか過ぎて写真が撮れない。
二人の後を追うと、またもや垂直梯子の連続だ。
迷ヶ岳の尾根の乗越が登りピークで、視界が開ける。
しかし、黒い雲が山々を覆っていた。
そこからは梯子・鎖の連続する強烈な下りが始まる。
『まだ下るのか!』と思っていると、雷鳴が聞こえ出し、みぞれが降り出した。
河原に降り立った時、二人連れがザックカバーをかけていた。
みぞれもやんでいる。
「120mも下ったね。」というと。
「水平じゃなかったですねー、この地図はうそ書いてますよ。 
GPS持って来てるんですか?うらやましいですね!」と聞かれた。
「そんなりっぱなもんじゃありませんよ。気圧の変化を測っているだけです。でも短時間のなかで高度変化を測る分には、そんなに狂わないけど…
あれっ!カッパを着るんですか。本降りにならなければ良いですけどねぇ。」
「おまじないですよ。」
「ここは気持の良い場所だし、昼飯食いながら様子を見ることにします。」
「我々は今の内に河原小屋まで行って、そこで昼飯にします。」
『その方が、賢こそうだな!』
一人になって、湯を沸かしている間、下流に向かって少し歩いてみる。
三鈷滝があって、双門ノ滝には簡単には行けそうになかった。
45年前、双門ノ滝の落ち口に出たルートは無くなったのだ。
途中、再び降り出した。 しかし、1分も経たずに止んだ。 その後、降ることはなかった。
河原小屋(写真:07)
07河原小屋外
に着くと、弥山泊まりと言っていた二人連れが出発するところだった。
「気を付けて。」
目の前にある、生まれ変わった小屋の中を覗いてみる。
綺麗に使われていた。(写真:08)
08河原小屋中
疲れきってたどり着いた当時を思い出す。
45年前の河原小屋はボロボロだった。
心無い者に、床板も一部剥がされ、焚き木として使われてしまっていた。
ログハウスのように整備された小屋を目の当りにして、隔世の感に浸る。
河原小屋から先は、大半が河原のコースになる。(写真:09)
09河原小屋を過ぎて
新しい、メッキされた梯子にのみ書かれている「とおし番号」(当然番号なしの古い梯子もある。)が、なんと80番を超えた。
桶の谷出合いを過ぎるといよいよ大詰め。
オーバーハングの鎖梯子を登り、岩に打ち付けた鉄ボルト(写真:10)
10鉄ボルトの道
を渡り、聖門滝左岸の鎖付きを登る。
突如、流れは緩やかになり、狼平に着いた。
狼平小屋はさらに立派できれいだった。(写真:11)
11狼平避難小屋
45年前、ここにも小屋があったのだろうか?
まったく記憶にない。
1階に4人いた、気楽に寝れるように2階へあがった。
2階は一人占め、あの二人連れは、予定通り弥山まで行ったようだ。
鍋の材料と、ビールを持って、小屋前の板敷きに陣取る。
隣で男性がホエブスでご飯を炊いている。
「今どき、珍しいものを使ってますね。」
「なかなか愛着がありましてねぇ。しかし、機嫌の悪いときは往生しますよ。」
こちらはボンベを取り出し、湯を沸かそうと…
『アッ!アッ!』 鍋のダシを持って来ていないことに気が付いた。
とりあえず、白菜・ねぎ・きのこ類をほり込む。
とにかく、対応は自分の持ち物の中でやるしかないのである。
『ダシに代わるものは????』
インスタント味噌汁1袋、おかき、えびピー…思い付くもの何でも鍋に入れてみた。
肉を浸して食ってみる。味が薄くてだめだ。
苦吟辛吟の末 閃いた。『四川ラーメンのダシはどうだ!』
結果『なんと!うまいではないか!』大発見だった。
鍋を食い終え、ラーメンをほり込む。
野菜・きのこのダシ、肉の旨みの効いたメチャウマラーメンが出来上がったのであった。
今後、山で鍋をやるとき。
『ダシは要らない、ラーメンを持って行こう。』と主張しよう。
反省点、「タラの芽」は鍋にいれると、若干、青臭い感じ。
鍋には合わなかった。

4月29日(日)快晴:狼平→弥山→八経ヶ岳→明星ヶ岳→カナビキ尾根→熊渡
窓から見上げると、快晴だ。
外は寒いので、朝食は紅茶とパンで簡単に済ます。
弥山に向かう前に八剣谷を少し歩いてみた。
宮殿の水の庭園、といった感じの、心休まる渓流が続く。
弥山に登らないのであれば、このまま遡行を続けたくさせるルートだ。
渓流靴があれば、夏などザブザブ行くと気持良さそう。
(写真:12、13)
12八剣谷1 13八剣谷2
40分余り遡行して、小屋に戻ることにした。
45年前、霧のベールに包まれて歩いた、苔むした石や木々の間の弥山への道は、
小屋(1590m)の前から木道風の階段に変貌していた。(写真:14)
14弥山への木道
30分ほど登ると尾根上に出て、穏かな道になる。
この辺りから、何故か 白骨の様になった枯木林が目立ち出した。
大黒岩をまいて、八経ヶ岳を見ながら(写真:15)
15弥山から八経ヶ岳
少し登ると弥山小屋の前にでた。
小屋設備の立派なことに驚愕。
『板張りの質素な小屋だったのに…』
人も多い。行者環岳手前のトンネルからドンドン人が登ってくる。
弥山山頂は展望が効かないが、国見八方覗から北東方面の眺めは良く、去年行った大普賢岳が気持ち良く見えた。(写真:16)
16国見八方覗から大普賢岳
八経ヶ岳へ向けて大峰奥駆道(吉野と熊野三山を結ぶ修験者が修業のために歩いた道)に入る。
苔むした斜面とまばらな木々(トウヒかシラビソか名前はわからない)のバランスが適度で、気持ちの良い道だ。(写真:17)
17弥山・八経ヶ岳鞍部
八経ヶ岳への鞍部に差し掛かったところで、見慣れた二人連れが降りてきた。
「今日は。昨日は弥山まで行ったんですね。テント張る元気残ってましたか。」
「夕方から青空が広がったので気合を入れてがんばりましたよ。」
「では、気を付けて。」
程なく八経ヶ岳の頂上に着く。
45年前、頂上標識は「八剣山」となっていたが、何故、八経ヶ岳になったのかな?
展望は360度広がっている。
北から東にかけて、弥山が大きく見え、その奥に山上ヶ岳から東へ大普賢岳そして大台ケ原へ。(写真:18)
18八経ヶ岳から弥山・大普賢
南は明星ヶ岳があるため、南に続く山は見えない、かろうじて仏生嶽が覗いているだけだ。
明星ヶ岳に向かう道に入ると、人がいなくなった。
弥山辻から道を右にとり、レンゲ道に入る。
ほとんど踏み跡程度の道だ。
苔蒸した樹林の、緩やかな下り道が続く。(写真:19)
19明星ヶ岳の下り
樹林が途絶えた日当たりの良い場所で、夕べ、寒さしのぎにはいたタイツを脱ぐことにした。
ウエストポーチを外し、ズボン、続いてタイツを脱ぐ。
誰もいないので気楽にできる。
白い枯木林の向こうに、三角形の頂仙岳のピークが見える。
気持ちの良い穏かな下りの途中になだらかなピークがあった。
振り返ると弥山から八経ヶ岳と今日のルートが一望できる。
写真を撮ろうと腰に手をやると『あっ!ウエストポーチがない!』
忘れた場所は分かっているので、ザックをおいて引き返した。
ウエストポーチは娘からのプレゼント。中には「遠近両用眼鏡」「デジカメ」「携帯電話」
「地図」「コンパス」「拡大鏡」が入っている。
10分程戻ったころ、青い服を着た30歳くらいの男性の単独行がやってきた。
「こんにちは。すみません、途中で黒いウエストポーチを見かけませんでしたか?」
「知りませんよ。」という返事だった。
さらに、10分程戻ると、タイツを脱いだ場所にやって来た。
置いた筈の場所にウエストポーチは無かった。
念のため、最後に写真を撮った枯木林までもどってみる。
当然そこにも無かった。
そこへ6人パーティがやって来た。
「こんにちは。すみません、途中で黒いウエストポーチを見かけませんでしたか?」
「イヤー、見かけなかったですねー。ウエストポーチを失くしたんですか。」
事情を話すと、「じゃー、ここから下にしかないわけですよね。一緒に探しながら降りましょう。」と歩き出した。
特に、ポーチを置いた場所では、周辺も念入りに見てくれた。
結局、ザックを置いたところまで戻っても見つからなかった。
「6人の眼で見て無かったわけだから、鹿がくわえて行ったくらいしか考えられないねぇ。」
「いや、実は、一人出会ったんですよ。」
「そうですか。財布や車のキーも入ってたんじゃないですか?」
「いや、財布と車のキーはポケットに入れてました。」
「それは良かったですねー。」
親切な6人組に謝意と別れを告げた。
ポーチを無くしたのは気が滅入るが、6人組の気配りは幾分救いになった。
地図が無いので、カナビキ尾根の分岐を見逃さないよう注意しながら下る。
分岐の目印は、標識にマジックインキで落書きのように書かれている筈だ。
広々とした鞍部に差し掛かったところで、一人の男性がザックをいじっていた。
「今日は、ここはカナビキ尾根への分岐ですか?」
「そうですよ。」
45年前は川合まで真っ直ぐ下ったが、今回は車で来ているので出発点へもどらなければならない。
カナビキ尾根へ向けて右折する。
カナビキ尾根の下りは急坂ではあるが、標高差600mの辛抱だ。
下りはじめは、ストックが必要だ。誰かさんのホームページに「ベテランのAさんでも4回ころんだ。」と書いてあった。
急坂だけに、あっという間に林道まで下ったような感じだった。
日はまだ高いし、真っ直ぐ帰るのは癪なので、御手洗渓谷遊歩道に少し入ってみることにした。
国道309号線からいきなり滝が落ちている横を、遊歩道は階段で始まる。
階段を登りきったところから、渓谷を横断する橋が架かっており、眼下に見える渓谷はなかなか見応えがある。(写真:20、21)
20御手洗渓谷1 21御手洗渓谷2
ただ、残念なのは、上流に洞(とろ)川温泉郷があるため、水の透明度が低いことだ。
橋を渡って、さらに橋を渡ったところは、スケールがでかい。
岩の巨大な箱の奥から水が流れて来ているような感じだ。
階段を登って行くと、上から眺めることができる。
結構気に入ったので、「足が弱って深山を歩けなくなったらやって来たい候補地」に加えることにした。

今回の写真は、デジカメを失ったため、たくさんの方々のページから画像をお借り致しました。



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