プロフィール

山歩屋

Author:山歩屋
天気の良い山が好きです。
天気が悪い日の山は楽しくありません。
一人山へ行きたくなったときは、天気予報を見ます。
そして 行ったり、行かなかったり…

間ノ岳の頂上で、寒さに耐えながら御来光を待ちました。
待ち焦がれた瞬間です。
朝日が山を染め始めました。
流れる雲には私の影が映っています。
暖かそうな虹の輪が、私の影を包んでいました。

間ノ岳にて

[記事年代順]
17年10月 常滑散策
17年10月 大杉谷
17年7月 野反湖
17年5月 釈迦ヶ岳
17年3月 宝登山
17年2月 ハクバスキー
17年1月 蔵王スキー
16年12月 高宕山
16年11月 日向山
16年9月 飯盛山
16年7月 野反湖
16年7月 霧降隠れ三滝
16年6月 黒檜山
16年5月 足利フラワーパーク
16年4月 子持山
16年2月 苗場スキー
16年2月 志賀高原
16年1月 本社ヶ丸
15年11月 大平・晃石山
15年9月 日光白根山
15年8月 蝶々誕生
15年6月 あじさい屋敷
15年6月 柴又サイクリング
15年6月 丸山(秩父)
15年4月 三ツ岩岳
15年4月高尾山花見
15年4月桜の季節
15年3月八方尾根スキー
15年2月赤倉蟹&スキー
15年2月志賀スキー
14年12月愛宕山
14年11月鍋足山
14年10月高ボッチ高原
14年10月房総の村
14年9月那須高原キャンプ
14年8月習志野花火大会
14年6月勝浦(千葉県)
14年6月 水郷ポタリング
14年5月 鳴虫山
14年5月 天城森林浴
14年4月 桃源郷
14年4月 花見川
14年3月 三毳山
14年3月 青葉の森
14年3月 志賀高原
14年2月 乗鞍高原温泉
14年2月 戸隠スキー
14年2月 袋田の滝
14年2月 苗場スキー
14年1月 美ヶ原Ⅱ
14年1月 美ヶ原Ⅰ
14年1月 竪破山
13年12月 高尾山
13年11月 大山(おおやま)
13年11月 生瀬富士と袋田滝
13年11月 青笹山
13年10月 八海山
13年10月 本栖湖キャンプ
13年9月 高川山
13年9月 西沢渓谷
13年9月 尾白川渓谷
13年8月 横尾山
13年8月 戸田花火&BBQ
13年7月 高尾山ビアマウント
13年7月 麻綿原高原
13年7月 鋸山散策
13年6月 伊豆の中心部へ
13年6月 伊豆への道中
13年5月 倉岳山・高畑山
13年5月 湯島キャンプ
13年5月 四ツ又山~鹿岳
13年5月 富士山観賞
13年4月 日光から足尾 Ⅱ
13年4月 日光から足尾 Ⅰ
13年4月 印旛沼ポタリング
13年3月 三ツ峠山
13年3月 志賀スキー
13年3月 白馬スキー
13年2月 高峰温泉雪遊びⅡ
13年2月 高峰温泉雪遊びⅠ
13年2月 野沢温泉スキー場
13年2月 宮城蔵王スキー場
13年1月 高湯温泉
13年1月 蔵王温泉スキー場
13年1月 猫魔で初滑り
12年11月 渡良瀬渓谷
12年11月 渡良瀬遊水地
12年10月 平泉
12年10月 安達太良山Ⅱ
12年10月 安達太良山Ⅰ
12年9月 乙女森キャンプ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅱ
12年8月 仙丈ヶ岳 Ⅰ
12年8月 千葉の花火大会
12年7月 裏磐梯キャンプ
12年6月 甘利山
12年6月 赤城山
12年6月 水元公園
12年5月 渡良瀬遊水地
12年5月 金環日食
12年5月 上州三峰山
12年4月 一切経山
12年4月 近隣の桜
12年4月 吉野梅郷
12年3月 榛名外輪山
12年3月 海に続く電柱
12年3月 ハクバ
12年3月 志賀高原 Ⅱ
12年3月 志賀高原 Ⅰ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅲ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅱ
12年2月 雲龍渓谷 Ⅰ
12年2月 戸隠 Ⅲ
12年2月 戸隠 Ⅱ
12年2月 戸隠 Ⅰ
12年2月 嬬恋スキー
12年1月 大山スキー
12年1月 ドイツ村Ⅱ
12年1月 ドイツ村Ⅰ
11年12月 大和葛城山
11年12月 ビール工場ツァー
11年12月 野協忘年山行
11年11月 談山神社の紅葉
11年11月 明日香の紅葉
11年11月 古城の紅葉
11年11月 堺の紅葉
11年11月 化野 念仏寺
11年11月 栂尾 高山寺
11年11月 大原 三千院
11年11月 大原 寂光院
11年11月 岳人の森Ⅱ
11年11月 岳人の森Ⅰ
11年11月 宍粟の秋
11年10月 霊山
11年10月 串柿の里
11年10月 白髪岳
11年9月 祇園北側
11年9月 物部川の滝
11年9月 四国カルストの夜明け
11年9月 四国カルストの黄昏
11年9月 八釜甌穴・姫鶴平
11年9月 中津渓谷
11年9月 仁淀川安居渓谷
11年9月 だんじり&ふとん
11年8月 東はりまキャンプ
11年8月 北山川 Ⅲ
11年8月 北山川 Ⅱ
11年8月 北山川 Ⅰ
11年8月 山陰浦富海岸
11年8月 北山川ダッキー
11年8月 古座川カヌー
11年7月 夏 徒然Ⅱ
11年7月 夏 徒然Ⅰ
11年7月 笠置山本番
11年7月 白浜ダイビング
11年6月 笠置山
11年6月 白鷺池公園花菖蒲
11年6月 山田池公園の花
11年5月 浜寺公園
11年5月 葛城山Ⅱ
11年5月 葛城山
11年5月 青山高原
11年4月 筱見キャンプⅡ
11年4月 筱見キャンプ
11年4月 吉野観桜Ⅱ
11年4月 吉野観桜Ⅰ
11年4月 須磨アルプス
11年4月 北山花見
11年3月 大阪城・鶴見緑地
11年3月 荒山公園梅林
11年3月 野沢温泉スキー
11年3月 リベンジ釈迦ヶ岳
11年2月 中山 健ハイ
11年2月 山陰から大山へ
11年2月 シャルマン火打スキー
11年1月 釈迦岳転進観音峰
11年1月 蟹&スキーIN兵庫
11年1月 裏六甲氷瀑巡り
11年1月 志賀高原スキーⅡ
11年1月 志賀高原スキー
10年12月 摩耶山ハイク
10年11月 東福寺へ
10年11月 詩仙堂へ
10年11月 実相院・曼殊院
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 勝尾寺
10年11月 紅葉 箕面滝
10年11月 川湯キャンプ
10年11月 しまなみ海道 Ⅱ
10年11月 しまなみ海道へ
10年11月 高御位山
10年10月 首里城へ
10年10月 慶良間へ
10年10月 沖縄へ
10年10月 竜王山
10年10月 有馬四十八滝
10年9月 古座川キャンプⅡ
10年9月 古座川キャンプⅠ
10年9月 モンゴル料理
10年9月 猛虎会
10年9月 沖縄料理
10年9月 吉野川ラフティング
10年8月 ホルモン焼
10年8月 原不動滝キャンプ
10年8月 白浜海水浴
10年8月 鏡平へ
10年8月 三俣蓮華・双六岳
10年8月 三俣山荘への道
10年8月 黒部五郎岳へ
10年8月 太郎兵衛平へ
10年8月 木曽駒ヶ岳Ⅱ
10年7月 木曽駒ヶ岳Ⅰ
10年7月 暑気払い
10年7月 紀伊大島ダイビング
10年7月姫路セントラルパーク
10年7月白浜ダイビング
10年7月食いしん坊台湾編
10年7月吉野川キャニオニング
10年7月小歩危ラフティング
10年7月 虚空蔵山
10年7月 野宴 納涼会
10年6月 神戸森林植物園
10年6月 布引ハイク
10年6月 蛍川キャンプ
10年6月 食いしん坊韓国編
10年6月 地蔵川の梅花藻
10年6月 緑化センターの花
大峰大日岳のアケボボツツジ
10年5月 大峰大日岳の花Ⅱ
10年5月 大峰大日岳の花
10年5月 芦屋川地獄谷
10年5月 立山夏スキーⅣ
10年5月 立山夏スキーⅢ
10年5月 立山夏スキーⅡ
10年5月 立山夏スキーⅠ
10年5月 大阪 渡船場巡り
10年5月 御嶽山スキー
10年4月 馬籠宿・妻籠宿
10年4月 明治村散策
10年4月 伏見名水巡り
10年4月 金剛山
10年4月 雲山峰
10年4月 甲山ツツジ゙と桜
10年4月 千苅ダム・大岩岳
10年4月 大阪城公園花見
10年3月 再カラアゲマウンテン
10年3月 堺ポタリング
10年3月 赤倉合流スキーⅡ
10年3月 赤倉合流スキー
10年3月 野沢温泉スキー
10年3月 志賀スキー
10年2月 六甲荒地山
10年2月 南部梅林
10年2月シャルマン火打スキーⅡ
10年2月シャルマン火打スキーⅠ
10年2月ハチ北スキー&かに
10年1月 マキノ高原ハイク
10年1月 蓬莱山ハイク
10年1月 平日スキー東鉢
10年1月 前山から明神平
10年1月 白いフアンタジィ
10年1月 雪中ハイク前山ヘ
10年1月 樹氷ハイク明神平ヘ
10年1月 続ハクバの遊び
10年1月 ハクバで雪遊び
10年1月 東京ドームシティ イルミ
09年12月 初滑り 勝山
09年12月 カラアゲマウンテン
09年12月 ODK二つの行事
09年12月 六甲と道草
09年12月 六甲忘年山行
09年12月 局ヶ岳
09年11月 長老ヶ岳
09年11月 晩秋紅葉 勧修寺
09年11月 晩秋紅葉 永観堂
09年11月 晩秋紅葉 天満宮
09年11月 晩秋紅葉 嵯峨野
09年11月 晩秋紅葉 嵐山
09年11月 ミステリーキャンプ
09年11月 笹ヶ峰へ
09年11月 笹ヶ峰への道
09年11月 グアムでダイビング
09年11月 グアムで講習
09年11月 あけぼの平への道
09年10月 モダン焼と紅葉
09年10月 余呉キャンプ
09年10月 ゴロゴロ岳
09年10月 下ノ廊下
09年10月 浄土山から黒部湖
09年10月 室堂へ
09年10月 伊吹山頂上へ
09年10月 伊吹山へ
09年09月 赤石岳へ
09年09月 悪沢岳へ
09年09月 千枚小屋へ
09年09月 鷲峰山
09年09月 観音峰・稲村ヶ岳
09年09月 古光山・赤目渓谷
09年08月 大江山キャンプ
09年08月 堺の夜景
09年08月 堺の日没
09年08月 蓮華岳を過ぎて
09年08月 蓮華岳へ
09年08月 針ノ木岳の朝
09年08月 針ノ木峠へ
09年08月 池木屋山
09年08月 堺の思いでⅤ街
09年08月 堺の思いでⅣ春
09年08月 堺の思いでⅢ冬
09年08月 堺の思いでⅡ秋
09年08月 堺の思いでⅠ夏
09年07月 尼崎レクカーニバル
09年07月 四万十川
09年07月 芦屋の海で
09年07月 公園の花
09年07月 蓮と自戒
09年07月 健ハイ中山
09年07月 蝶の温室
09年06月 宇治と納涼会
09年06月 三室戸寺
09年06月 六甲ヤマアジサイ
09年06月 赤いシチダンカ
09年06月 六甲水面の花
09年06月 布引の百選紀行
09年06月 白鷺公園花菖蒲
09年06月 賤ヶ岳ハイク
09年06月 ほたる川BBQ
09年06月 反省の孔雀岳
09年05月 阿蘇からの帰り
09年05月 荒涼たる山の彼方
09年05月 阿蘇のスケール
09年05月 由布岳の花園
09年05月 荒野の花園
09年05月 御在所岳の花
09年05月 高野山の彩り
09年05月 赤石山系
09年05月 天狗塚
09年04月 春の聖パートⅠ
09年05月 春の聖パートⅡ
09年04月 吉野の桜
09年04月 広田神社ツツジ
09年04月 北山貯水池花見
09年04月 大和路 宇陀
09年03月 栂池スキー
09年03月 霊仙山
09年03月 三峰・学能堂山
09年03月 薊岳・明神平
09年02月 府庁山
09年02月 妙高市民スキー
09年02月 ハチ・ハチ北スキー
09年01月 奥美濃スキー
09年01月 八犬伝の富山
08年11月 摩耶山の紅葉
08年11月 新雪の大普賢岳
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅰ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅱ
08年11月大山・蒜山・吹屋Ⅲ
08年10月 本白根・横手
08年10月 仙人温泉へ Ⅰ
08年10月 仙人温泉へ Ⅱ
08年10月 仙人温泉へ Ⅲ
08年10月 仙人温泉へ Ⅳ
08年10月 八淵滝・武奈ヶ岳
08年9月 平城宮と奈良
08年9月 六甲ロックガーデン
08年8月 水晶への山旅Ⅰ
08年8月 水晶への山旅Ⅱ
08年8月 水晶への山旅Ⅲ
08年8月 水晶への山旅Ⅳ
08年8月 御嶽山
08年7月  釈迦ヶ岳
08年7月 堺~鶴見緑地
08年7月 雄岡山・雌岡山
08年6月 立山サマースキー
08年5月 岩湧山
08年4月 春の黒部五郎岳
08年4月 竜門山
08年4月 山上ヶ岳
08年3月 愛宕山(京都)
08年3月 野協春スキー
08年3月 志賀スキー
08年2月 ハクバスキー
08年01月 岩戸山・十国峠 
07年11月 牛滝山紅葉狩り 
07年 11月10日 剣山 
07年11月 大崩山 
07年10月 越百山・南駒ケ岳・空木岳 
07年9月 御手洗渓谷 
07年8月 五色ヶ原・薬師岳 
07年7月 札幌出張の余得 
07年5月 犬鳴山~和泉葛城
07年4月 弥山谷・八経ヶ岳 
07年4月 三嶺と屯鶴峯 
07年1月 曾爾高原 
06年12月 金勝アルプス 
06年11月 韓国・高千穂峰 
06年10月 祖母山 
06年8月 日本最低峰二峰
06年7月 焼岳 
06年5月 春の双六岳
06年4月 九重連山 
06年1月 ハチ北スキー 
05年10月 岩殿山送別山行 
05年9月 平標山 
05年7月 常念岳・燕岳 
05年7月 姫神岩手早池峰 
05年6月 巻機山 
05年6月 雷鳥沢スキー 
05年5月 三斗小屋温泉へ 
05年5月 日留賀岳 
05年4月 春の乗鞍岳 
05年4月 鹿岳・四ツ又山 
04年11月 養老渓谷
04年10月 高原山
04年9月 四阿山・根子岳
04年4月 春の燕~木無里 
04年3月 鳴虫山 
04年3月 丹沢なごり雪 
04年1月 黒斑山
03年12月 日向山
03年9月 蔵王・月山
03年9月 編笠山
03年8月 男体山
03年6月 上州武尊山
03年6月 那須茶臼・南月山
03年5月 両神山
03年5月 春の唐松・雨飾
03年1月 高峰高原
02年12月 本社ヶ丸
02年11月 初冬の栗沢山 
02年10月 那須大白森山
02年10月 鳥海山・月山 
02年7月 五色ヶ原
02年5月 金峰山・瑞牆山 
02年5月 春の蝶ヶ岳 
02年4月 春の鳳凰三山 
01年10月 木曽駒・雨飾山 
00年4月 越百山~南駒ケ岳
99年10月 妙高山 
99年4月 春の穂高岳 
98年4月 春の内蔵助平 
95年10月 八ヶ岳

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山を歩けば
楽しいことが好きです。   「ワイワイ遊ぶこと」=「幸せ」が私の基本です。                  膝の手術をしてから山へ行くことが少なくなって・・・ でも名前は温存しています。             「習志野山歩会」「関東アウトドアクラブ」所属。興味ある方 左下のリンクからどうぞ。
20071006越百山・南駒ケ岳・空木岳
2007年 10月 6~ 8日 越百山・南駒ケ岳・空木岳 山行録
午前1時30分、潤田さん・総会さん(畳の上で横になりたい組)と出発。
目指すは、現地着後仮眠組(トンバ夫妻・武田さん・中山さん)の待つ伊奈川林道ゲート前駐車場。
大桑村の天気予報は「10/6日:晴」「10/7日:晴のち曇」「10/8:曇のち雨」。
順調に走行。 伊奈川林道に入る頃、空が白み始める。
駐車場には、集合時間6時の少し前に到着した。
野協の山行メンバー7名の顔が揃った。
見上げると、期待に反し山は雲に隠れていた。

10/6日(土)曇り
仮眠組がテントをたたみ、6時40分に駐車場(1080m)を後にした。
渓谷沿いの林道歩きから始まる。
渓谷の水は相変わらず、澄み切った水色をしていた。
福栃沢出合いの登山口まで、途中水汲み小休止を含め、ゆっくり歩いて50分。
7年前、黒地の板に白く「COSMO」と書いてあった標識は、茶色く色褪せた板に黄ばんだ文字で「KOSMO」となっていた。 文字化けするわけがないので、つづりは勝手な思い込みだったか。
ジグザグの急坂を登る。
下の水場を過ぎると、登るほどもなく下のコルに出て尾根道になった。
2回下りを交えた後は、登り一辺倒になる。
御嶽が見えるところで昼食にしたかったが、展望台に出ても御嶽は見えず。
過去3回、御嶽山行が流れていただけに、「野協は御嶽山に縁がないねぇ。」と誰の口からともなく出る。
上の水場への分岐点の広場で昼食にした。
しばらくするとガスが晴れ、陽光が射し、青空が広がった。
「おー!天気が良くなってきた。」しかし、御嶽山は見えてくれない。
木々の間から、南駒ケ岳と仙涯嶺が何とか確認できた。
「福栃山の巻き道からは、南駒と仙涯嶺がドーンと見えるで。」
「そんな期待 持たさんとって。」
昼食が終わる前に、また視界は閉ざされてしまった。

樹林帯の急坂が過ぎると、福栃山の巻き道に入った。
木々が途切れて視界が広がる。
木々の向こうは白い空間、南駒と仙涯嶺の姿は想像するしかなかった。
巻き道を過ぎ、少し下って越百小屋に到着。14時だった。
『天気が良ければ、ガンバッテ越百山往復。』と思っていたが…
小屋の受付を済ますと、酒盛りが始まった。
「明日は今日より天気が悪い筈やから、越百まで行って様子見て、あかんかったら空木はあきらめて下山しよか?」
「今日はええ天気の筈やったのに、雨男が多すぎるわ!」
湿った話題から始まった。
越百の西側は天気が回復したが、南アルプスが展望できる東側はガスが消えてくれない。(写真01)
01小屋の前から越百
酒盛りと疲れのお陰で、布団に入ったら 即 眠りに落ちた。
「814番の札をお持ちのお客様お待たせ致しました。」
の呼び声に目を覚ます。
奥からトンバ妻の笑い声が聞こえる。
『中山さん!言語明瞭な寝言は止めてくれる!』

10/7日(日)晴
朝4時起床。
外へ出てみると、濃霧状態であった。
がっかりして小屋に戻る。
荷造りをしてから、再度、外へ出てみると…
『オーッ!』晴れ渡っている。越百の東側もガスはなさそうだ。
朝食を済ませ、5時40分に小屋を出発した。
シラビソや岳樺の樹林帯の登りが続く。
「御嶽山が見える!」の声に振り返ると、雲海の上に御嶽山が朝の光を浴びて輝いていた。
「富士山はまだ見えへんなぁ!」総会さんがぼやく。
樹林を抜ける頃、綺麗に紅葉している木もあったが、総じて枯葉色になっている。
やがて、南駒ケ岳の左 雲海上に、白山、御嶽山、乗鞍岳、笠ヶ岳、穂高岳が一望できるようになった。
「富士山はどのへんに見える?」「何言うてんねん、こんなとこから見えるわけないやろ、地図見たことあるんかいな!」
樹林限界を抜けると、ほどなく中央アルプスの稜線上に飛び出す。
今まで閉ざされていた東側の視界が一気に開放される。
02越百から南アルプスの展望03越百から御嶽・南駒・千涯嶺
「総会さん、富士山が見えるで!」仙涯嶺の右に、八ヶ岳連峰・南アルプスの山並が乱層雲の雲海上に連座していた。『下界は雨が降っているかもしれない。』(写真02 左から:鋸岳・甲斐駒・千丈・北岳・中白根・間ノ・農鳥・塩見・富士・悪沢・中・前・小赤石・赤石・聖)三角点(2613m)は「越百山」の標識の南隣にあるが、一番高いところは北隣の岩塊だ。
岩塊に出ると、南駒・仙涯嶺が続いて視界に収まる。(写真03)

尾根の東側に風を避け休憩。スタート時間が予定より50分早い分、ゆったり眺めを楽しんだ。
『天気は良いし、ここからは雲上の楽園、稜線漫歩。』と優雅に行けそうに見えるが、風が強く冷たい。
越百から少し下ったところに風の通らない場所があった。全員カッパを着込んだ。
仙涯嶺(2734m)の取っ付きからは岩稜の道になった。
冷たい風の御陰で 登りに入っても、暑くはならない。
一つ目のピーク上にでた。とその先にもピークが二つ並んでいる。(写真 04)
04千涯嶺から南駒
前回来た時は、最後のピークの頂上手前10mくらいのところから東側をトラバースしたのだが、夏道は二つ目のピークを過ぎると、最後のピークとの鞍部から西側に迂回して下って行く。
迂回路を下り切ると、南駒への登りに変わった。
道は稜線の東側についているので、風が当たらない。
風がなくなると即座に暑くなり、カッパを脱いだ。
朝食から5時間が過ぎた。空腹に耐えながらひたすら登る。
05南駒途中から千涯嶺を振返る06南駒手前から、中央アルプスの山並と遥かに御嶽
南駒手前のピーク直前で振返ると、後方の越百は雲海に沈み、千涯嶺にも雲が纏わりつくように見えた。(写真05)「雲が上がってきたで!」「天気予報では『晴後曇り』やったからなぁ!」ピークに出ると、南駒・空木・宝剣・木曽駒の並ぶ北方への展望が開けた。(写真 06)

風の当たらない場所で昼食にした。
昼食を終え、12時に午後の部のスタートを切った。
南駒で記念撮影。
「12時20分南駒出発は計画通りです。朝の貯金は使い果たしました。後は、計画通りのタイムで行きますよ。」若干、時間的不安を感じながら赤梛岳へ向かう。
しかし、40分後には赤梛岳の下りに入った。
07空木への登りから南駒を振返る08空木途中から南駒を振返る09空木から宝剣・木曽駒、左右に木曽前岳・伊那前岳
空木への登りに差し掛かって、来し方を眺めると、雲が赤梛岳に迫っていた。(写真 07)写真を撮った後、本日最後の登りを踏ん張ること20分、空木岳頂上に着いた。
南方は、雲が既に赤梛を埋没させ、南駒に迫ろうとしていた。(写真 08)
北方は鋭峰宝剣岳を中央に、左側に木曽前岳・木曽駒ケ岳、右側に伊那前岳がどっしり構えている。(写真 09)
「富士山はどこや?」「あそこに薄く見えるの、あれちゃうか?」「いや、あれは雲やで!」「越百からみたとき、塩見の右横に見えてたんやから、今は塩見の陰に入ってるのんちゃうか?」富士山探しで結構楽しめる。
後は、今夜の宿「木曽殿山荘」へ下るだけだ。
ピークを幾つか過ぎると、第一ピークに出た。
ここからはひたすら下ることになる。
名残惜しさに振り返って岩稜をカメラに納める。(写真 10 :15時25分)
10空木第一ピークから本峰を振返る
きつい下りを降り切って山荘に着いたのは、予定より10分早く16時20分だった。
7人揃って素晴らしい精度で歩いたわけだ。
日が翳ると寒くなってきた。
見上げると、紺碧の空だ、『これで明日本当に雨が降るのだろうか?』
夕食後、小屋の前にある寒暖計を見ると、5度になっていた。

10/8日(月)雨
夕べは強風にガタガタ鳴る雨戸の音と激しい雨の音に何度か眼が覚める。
今日は激しく吹きつける風雨の中の出発となった。
山荘の横を通り、樹林帯の下りに入ると、風はぴたりと止んだ。
しかし、雨は降り続いた。
水溜りができ、水の流れる道を延々と下る。
皆、昨日の好天に気を良くしているのか、意外に元気だ。
やっと林道に出た。足元は良くなったが、林道も長い。
伊奈川は茶色く濁り、一昨日の清流の面影はない。
雨のお陰であちこちに大滝が出現している。
『六甲であれば、すべてきちんと名前が付き、名所になっているだろう。』
枝沢の水が林道に溢れ、膝下まで水に浸かって渡渉する場面もあった。
先頭を行く潤田さんの「駐車場が見えた。」という声は天使のささやきのように聞こえた。
帰りに阿寺温泉に寄った。
中山さんが「13時ジャスト、ロビーに集合して下さい。」との説明を聞いて浴場に向かう。
雨に打たれ続けた後だけに、ぬるめの湯が気持ち良い。
もっとゆったりしたかったが、時間が来たので、後ろ髪を引かれる思いで上がることにした。
しかし、13時10分になっても中山さんが姿を現さない。
「温泉気持ちよかったなぁ!」「もっとゆっくり入っていたかったかったなぁ!」と皆の声。
15分になって ようやく出てきた。
「中山さん、皆に早よ上がらせといて、自分だけゆっくり入ってるなんてひどいやないか!」
「私だけ違うよ、総会さんも一緒に入っとったでぇ!」
中山さんには、何を言っても「のれんに頭突き」であった。


注)しばらくカメラの電池を抜いていたため、電池を入れた日、カレンダーがに初期値に戻ってしまっていた。
時刻については、6時間差し引くとおよそ合っている。
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